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ビリーとチャペルとチャーリのチャート独占。刺激としては多分、このとき(90s半ば)以来!

どうも。

いや~、今、ホントにヒットチャートが「いつ以来よ」ってくらい面白いです。

だって

前にも記事にしたし、ここ最近ずっと行ってる気がしますけど、チャペル・ローンとビリー・アイリッシュとチャーリXCX。こんな、音楽的にもキャラの社会的意義的にもすごく進歩的なタイプの女性アーティストがですよ、英米のチャートでトップ10に入ってるんだもん。

しかも初登場の週だけとかじゃないんですから。6月からあと、ずっとこの状態が続いているんですからね!

3年前にオリヴィア・ロドリゴとマネスキンによるSpotifyでの突然のシングルヒット・ブームの時も面白かったし、今年のグラミーの主要部門でSZAとボーイジーニアスとラナ・デル・レイとオリヴィアがノミネートされたときもワクワクはしました。ただ、マネスキンの場合はアルバムが長くヒットしたとかではなかったし、ボーイジーニアスとかラナのヒットは一瞬だし、賞をかっさらったのは初戦テイラーだったりしたじゃないですか。

今回の場合、トップ10のうちの3つをずっと占める状態が長く続いて、しかもシングルヒットも出てる状況でしょ?少なくとも、僕が心の底から愛せるようなものがチャートの上位でこんなにも活躍する状態なんて、そうあるもんじゃないんですよ(笑)!

で、思い返してみたんですよね。「こういうの、いつ以来かな?」と。で、該当する時期って、もう多分、これくらいぶりですね。すごくいい、写真を見つけて、「そうそう、これ!」となったのを見つけたので見せますね。

これこれ!

もう、すごい懐かしいものになってますよね。1995年から96年と言ったところ。言いたくないけど、28年とかそれくらい前。来年30周年って、ちょっと信じたくないですよね(苦笑)。

この4組、左からノー・ダウト、アラニス・モリセット、ビヨーク、ガービッジ。いずれもオルタナティブ・ロックの領域で語られたアーティストばかりで、ノー・ダウトやアラニスはアメリカのチャートだったらずっとトップ10入ってたし、ビヨークもイギリスだとシングルもアルバムもトップ10出してたし、ガービッジは若干落ちるんだけど、それでも英米でシングル・ヒット飛ばしてました。商業的、カルチャー的インパクトは大きなものでしたよ。

まさに、こんな感じで。

今から考えたらすごいことなんですけど、ただ、あの当時、そこまでインパクトのあることとして覚えられてるものでも決してなかったんですよね。それには理由がありまして。

それは

他にかなり強いロックがあった!

一番でかかったの、なんといってもこれでしたね。かなうものはなかったです。

こういう感じでしたからね。こういう人たちがんな、「駆け出しの若手」として出てきたわけですから、独占的な注目度を持つのは難しかったですよね。

あと、女性でも、「なんだ、こっちの方がエッジあってかっこいいぞ!」というものがありましたからね。

他にもこういう人たちもいたわけですからね。うちの妻がこの辺り世代なんですけど、彼女だとこっちの方が好きだと言いそうです。

ただ、今だって

「ヒットが出そう」なとこで、これだけすぐ名前が出るくらいにはありますからね。層も厚くなってきています。しかも、アメリカのチャートで上位入ってきてますからね。メインストリームとして大きくなりそうな感じなんですよね。

そして、そういうタイミングだからこそ、30周年を迎える女性アーティストたちが再評価受けやすくなるタイミングにもなるかなと思ってます。30周年ツアーとかやりそうな人、結構いそうですしね。

こういう温故知新につながるのはすごく良いことだと思います。


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