日本の7人に1人が貧困という事実に触れて
貧困について調べてみました。
はじめて知る言葉がたくさんあって、
数値によって
事実が客観的にわかってびっくりしたことと、
正しい情報をもとに
いかに適切な行動をとれるかは、
国民の誰もが意識できることだなぁ
とも感じました。
他人事ではなく
私も少しずつ向き合っていきたいと思います。
■まず関連ワードですが、
絶対的貧困と相対的貧困
について。
一日200円未満で生活する状態
のことを絶対的貧困と定義していて、
世界中に7億人いるとのこと。
アフリカの貧困国で、
やせ細った子どもたちの様子は
テレビなどで目にしますが、
そういうイメージでしょうか?
日本ではなかなか目にしない光景で、
日本だったら大事件になりそうなくらい、
身近に感じにくい状況なのかもしれません。
■対して相対的貧困。
定義は
「世帯の所得がその国の等価可処分所得の
中央値の半分に満たない」状態です。
全国の家庭の所得をならべたときに
「真ん中にくる所得」の半分に届かない家庭は
日本では15.8%。
日米主要7か国(G7)
日本はアメリカに次いで2番目に高くて、
ひとり親に限定すると、
その数値は50%に跳ね上がります。
子どもの7人に1人は貧困
だと定義されていてかなり衝撃的な数字だと感じました。
所得の大小が
幸福に直結するとは言い切れません。
所得が多くても、
幸せを「感じられない」人もいれば、
所得が少なくても、強がりではなく
「幸せだ」という感想を持つ人もいるかもしれません。
ただ、所得が多ければ多いほど、
子どもが大学に進学するというデータもあります。
特にひとり親家庭、
生活保護をうけている家庭では、
進学率が相対的に下がることが
数値的に明らかになっています。
子ども本人が「勉強したくない」というのであれば
何も言うことはありませんが、
勉強したいと思っても
大学に行けないというケースは
見過ごさないほうがいいと
言えるでしょう。
また、生活保護を受ける率は、
日本では18%と推測されていますが、
ドイツは65%、フランスは92%です。
貧困率が低くなれば、
生活保護を受ける率がさがるというデータもあって、
貧困なのに、
そう見なされない人が増える
という結果は
いったいどういうことなのでしょうか?
■もう少し調査は必要だと思いますが、
誰もが適切な支援を受けて、
勉強したい子どもが勉強できる環境が整っていない
という仮説を立てることができそうです。
教育をもう少し広義にとらえると、
スポーツをはじめとする習い事にも
同じことがいえるのではないでしょうか?
そして今携わっている
サッカークラブではこの問題に向き合います。
プロジェクトをたてて
オンラインサロンをとおして支援をサブスクして
子どもたちがサッカーを学べる環境を
つくります。
将来的には教育につなげていきますが
まずはサッカーに絞って
サッカーをやりたくても
家庭の事情でサッカーができない子どもを
個人のお金(たとえば月額2000円とか)で
支援していきます。
同時に行政や企業にも協力をあおいで
地域をあげて貧困層、とくにひとり親の家庭や
子どもたちに手を差し伸べていきたいです。
プラットフォームが完成したら
あらためてここで告知します。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!