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嫉妬の感情は使い方次第であたなの成長を後押ししてくれる
皆さんは
「嫉妬」する相手がいますでしょうか?
学業成績、営業成果、
起業して大成功、
主婦が時短テクでベストセラー本を出版、
もっと身近には
モテまくる人、おしゃれな人、
SNSのフォロワーが多い人。
そしてその方々の
何に嫉妬しているでしょうか?
セレブな生活?高級車?
ほめられている状況?
ちょっと考えてみてください。
そしてそのとき、ちょっとでも
「怒り」の感情を覚えたとしたら
危険信号です。
■「嫉妬」
という感情は、
なにかとネガティブにとらえられがち。
「うらやましい」という思いは、
やがて陰口や妬み口になり、
邪魔をしたり足を引っ張ったり、
挙句の果てには引きずりおろす
という行為に及んでしまうこともあります。
ですがよくよく考えてみると、
うまく引きずりおろせたとしても、
結局自分の立ち位置は
まったく変化していません。
なのに満足してしまうというのは
いささか滑稽です。
実は嫉妬という感情は、
うまく使えばエネルギーに変わるといわれています。
■嫉妬は
相手に向けるものではありません。
自分に向けるものです。
相手に向けると妬みになりますが、
自分に向けるとどうなるでしょうか?
冒頭で考えてもらった
「何に嫉妬しているか?」
それは実はすべて、
皆さんが「手に入れたいもの」ではないでしょうか?
お金なのか、高級品なのか、
または大衆からの承認なのか?
つまり嫉妬の感情は、
自分が今手にしていないものを、
相手がもっているときにに湧き上がるもの
と解釈するのです。
切り口を変えると、
「自分は何を手にしたいのか」
「自分はどうなりたいのか?」
という「目標」に気づくきっかけ
になるということもあります。
■「将来何をしていいのか分からない」
という人は多いと思います。
学生などの若い世代だけではなく、
30歳を越えたビジネスパーソンですら、
コロナを契機として
将来への不安を覚え、
いまをどう生きるかに思いをいたしたとき
「あれ?俺って結局何がしたいんだっけ?」
途方に暮れてしまうことも。
そんなとき、
きらっきらに輝いて見える嫉妬の対象は、
まさに「皆さんが目指すべき人」
なのかもしれません。
■ところが、
現実を受け入れられずに、
「あいつは何か姑息な手を使ったに違いない」
という根拠なき感情とともに
相手を叩いてしまうことは、意外と少なくありません。
そうやってあれこれ
言葉をつくして否定したという事実は、
「自分の未来を否定する」
ことと同義。
つまり自分の夢から目を背け、
いまの自分を誤って正当化する行為
なのではないでしょうか?
たとえ相手に対して
マイナスの感情を抱いてしまったとしても、
その感情を冷静に認めて、
「自分はどうすべきか?」
という思考と行動に転換していくことが
大事なんだと思います。
冷静になる手段の一つとして、
いまの感情を紙に書き出す、
というのもいいかもしれません。
詳細に、明確に、
くやしいという感情にあらがって
丁寧にまとめてみることは
「自分の夢」に気づくきっかけになると思われます。
■身近な人が成功したら素直に、
「おめでとう!」
悔しくても逃げずに祝う気持ちは、
「自分の夢」を追い求めるエネルギーに変わります。
祝うことによって
自分のモチベーションを高めて、
人生の進むべき方向性を確認します。
チャレンジしている人たちがいる
コミュニティに入ることもおすすめ。
仲間が成功したらお祝いして、
いい影響をもらって、
「成功の連鎖」
を意図的につくっていくべきです。
そうやってポジティブな感情を大切にしていると、
「俺もできるかも!」という
若干の妄想や勘違いが発動されて
行動が促されます。
ポジティブな感情は
賞味期限がありますが、
勘違いとともに、
よけいなことを考える前に行動できて
「小さな成功」をつかむことがあります。
不安や恐怖を感じる前に行動できて、
目の前のことに集中することができます。
■嫉妬の感情は使い方次第。
マイナスの感情として
解釈するのではなく、
プラスの感情として自分自身に向けること。
くやしいという気持ちは隠さずに、
でも嫉妬の理由を明確につかむことができればそれは、
あたかも
大海に浮かぶ小舟に備えられた
「羅針盤」
うまく活用すれば、
明るい未来をたぐり寄せるために、
皆さんがいま何をすべきかが
見えてくるかもしれません。
不安や恐怖は消えなくても
一筋の光が見えれば
勇気をもって前に進んでいけるはずです。
(自戒を込めて)
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!