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「好き嫌い」にいちいち優劣をつけない


好き嫌い良し悪し
わりと混同しがちです。

本来、好き嫌いは千差万別

サッカーが好きな人もいれば、
野球が好きな人もいます。

ところが

競技人口や世界大会の視聴者数、
子どもが将来やりたい職業といった

「数値」や「ランキング」
を持ち出して

なんとなく優劣を助長するような傾向、
けっこうあったりします。


■多様性と画一性は

対義語なので、

「多様性が大事」という主張は
「画一性を暗に否定」することになりそうですが、

「画一性も大事」という主張は、

多様性を推す人にとっても
認めざるを得ないものになるはずです。

だって「いろんな意見を尊重する」のが
多様性を肯定する態度。

画一性という「意見」も
多様な意見のひとつと考えられるからです。

ところが、

多様性推進派が、
「画一性も大事」という主張を認めてしまうと、

多様性は必ずしも重要じゃない、
ということになって矛盾することになります


■なので、

好き嫌いと良し悪しは
わけて考えるべき。

「あ、そっち派なんですね!」

だけで済む話を、

ムリヤリ普遍的な価値基準を持ちだして、
良い、悪いと言い出しちゃう。

そしてムダなケンカ、言い争い。

戦争がはじまるメカニズムも
本質的にはこれと同じじゃないかな?

めちゃくちゃ空虚な話だと思います。


■個人的には

「これが好き!」
「これはおもしろい!」

という個人の主観による評価
については

それが僕の趣味でない場合、

「気持ちよく放置」
「尊重するけど無関心」

という態度でいるようにしています。

科学的にとか、データをもって
事実ベースを論じているわけじゃないので

いくらどうがんばっても
答えがないから正解にたどり着きません。

なので

好き嫌いをディスカッションするのは
不毛だと思っていて、

でも好き嫌いの「理由」を
考えるのはわりと好きだったりします。

なぜあの人は
サッカーじゃなくて野球が好きなのか。

感情移入せずに
自分なりに考えて、仮説を立てて

相手の思考パターンを
モデル化する作業を行っていると

平和で平穏で
たのしい会話が成立しやすい。


いちいち相手や自分の主観に
突っ込んで議論をはげしくしても

そもそも答えがないので
本質的には解決が不可能。

「あ、そうなんすね!」
「いいんじゃないでしょうか!」

好き嫌いの土俵では
比較の競争は成り立ちません。

そこに良し悪しを持ちだして
ひとつの次元で並べて考えちゃうと

どうしても優劣を探してしまって
競争的で排他的になってしまいます。


■最近立ち上げた

僕もがっつり関わっている
Jリーグ入りを目指すサッカークラブ。

オンラインサロンをとおして
参加者や共感者を集めるという

なかなかあたらしい取り組みを
推進しています。


ビジョンは

「認め合い、支え合い、応援しあう」

好き嫌いと良し悪しを
一緒くたにするのではなく、

誰かがやってみたいと思ったことを
それに共感するのであれば

認めて、支えて、応援する。

そうでない場合は
いちいち反論したり、批判したりせず

関わらないけどリスペクトする。

そんな世界観を大切にした
みんなが成長できる場所です。

ただし「行き先」だけは決めています。
ミッションやビジョンがその「行き先」

この「あるべき姿」「目指すべき場所」に
到達するための

「行き方」

は、みんなで認め合って支え合って
応援し合って考えましょう!

という建てつけになっています。

いうまでもないことですが
「参加」しないことも尊重されます。

サロンに入って

単に活動を「見るだけ」という方も
もちろん大歓迎です!

ただいま無料キャンペーン中ですので
興味あればちょっとだけのぞいてみてください。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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