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#影響力

コミュニケーション能力を高める方法あれこれ

コミュニケーション能力を高める方法あれこれ

BYAF法というものがあるそうです。イリノイ大学が22000人のデータを分析した結果、説得の効果を高める言葉としてこの「BYAF法」を見出しました。

But You Are Free。BYAFはこの頭文字を並べたものでした。「あ、今日は魚がメインにあるんだ。どうする?」イタリアンレストランでコースのメインディッシュを決めるときの会話です。

上司にどうしても説得したい案件があるとき「顧客管理のシ

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いいときこそ「自分を小さく」

いいときこそ「自分を小さく」

多くの人は、自分のことに関心があり、自分のことが好きです。というのも、ダニング=クルーガー効果と呼ばれる「人間は自分の容姿、発言、行動などの能力を高めに評価する」という傾向を私たちは認知バイアスとして持っているからです。「あなたは人に好かれるタイプですか?」と質問すれば、およそ7割の人が「平均より上」とランクづけ。でも統計学上、全人類の70%の人が平均より高い値を示すグラフなんてありえません。つま

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不愛想からの笑顔が人の心を動かす

不愛想からの笑顔が人の心を動かす

同じものでも、その前に起こった出来事次第で、まったく違ったものに思えてしまう。

コントラストの原理は「影響力の武器」でも紹介されています。営業担当者が、意識的か無意識的かを問わず使っているテクニック。悪用される場合もあるかもしれません。なぜなら見破ることが不可能だからです。

昨年、車を購入しました。特に車に関心があるわけではないのですが、2人の娘がまだ幼いこともあり、家族で遠出するときにはどう

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どうやって人の心をつかむか

どうやって人の心をつかむか

「あなたは好かれるタイプですか?」
とある実験では、この質問を受けた70%の人が「真ん中より上」と答えました。ですが統計学的に、70%の人が真ん中より上にくることはありえません。「人は自分の力を甘めに見積もる生き物」であることがわかる実験です。

「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれる認知バイアスは、自分の容姿、発言、行動などの能力を高めに評価する傾向のことをいいます。一方で「ハロー効果」というも

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