【けやき脳神経】林祥史

脳神経外科医です。2024年10月、目黒区不動前駅近くに【けやき脳神経リハビリクリニッ…

【けやき脳神経】林祥史

脳神経外科医です。2024年10月、目黒区不動前駅近くに【けやき脳神経リハビリクリニック】を開業します。病気の人もそうでない人も、誰もが自分らしく生きられる、そんな共生社会を実現したい。開業までの想いや準備に関することなどを書いていきます。

最近の記事

新規開業クリニックが掲げる理念について

皆様、こんにちは。けやき脳神経リハビリクリニック院長の林でございます。現在11月開業予定に向けて目下準備作業を進めているところです。 このNoteは開業準備にまつわる所感や準備の様子について色々と書いていきたいと思っております。 (前回のNote投稿から間があいてしまいました。毎週水曜日投稿を目指して引き続き頑張って記載していきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!) 前回、「クリニックは大きな旗印を掲げるべきか?その1」というタイトルで以下の記事を

    • クリニックは大きな旗印を掲げるべきか?その1

      けやき脳神経リハビリクリニックの林です。11月に目黒不動前にて開院予定のクリニックの院長をしています。(1ヶ月遅れることになりました!すいません、、、) 今日は病院・クリニックが掲げる理念についてお話したいと思います。 どんな会社、組織もその存在理由として「理念(ミッション、ビジョン、バリュー)」を掲げるのは非常に重要です。なぜその会社が存在するのか?が明確でないと、様々なバックグラウンドで生きてきた人たちがその会社のために集まって仕事をする上で、まとめていくことは難しい

      • 「医師の働き方改革」は医者を「ワガママ」にするのか

        けやき脳神経リハビリクリニック院長の林です。目黒不動前に今年の10月より開院予定です。 今回は少し「病院経営」の話をしたいと思います。私はこれまで2つの病院に院長として関与して参りましたが、経営会議などで何度か話題になったのは、「職能分業を進めるべきか、雑用まで含めて協働すべきか」問題です。ここでいう「職能分業」とは、医師は医師、看護師は看護師のできることにフォーカスし、その他の周辺業務は他のスタッフでカバーすることを指します。 世間では「医師の働き方改革」が注目を浴びて

        • AI時代の今こそ、クリニックを開業したい理由

          皆さん、初めてまして。脳神経外科医の林祥史と申します。このたび2024年10月に、東京都目黒区、東急目黒線「不動前駅」の近くに「けやき脳神経リハビリクリニック」を開院することに致しました。 今回Note1つ目の記事として、私がどういうクリニックにしたくて開院するかを書きとめておきたいと思います。 その話をする上で、忘れられない1人の患者さんとのエピソードがあります。 それは研修医1年目の2ヶ月目、神経内科のローテート中に出会った患者さんでした。私が神経内科にてはじめて受

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