癌になって健康を手に入れた
最後の検査から半年後、浸潤癌を指摘されたところにしこりの形成はない。非浸潤癌を放置したら浸潤癌になるのか。それについては、私の事例を見ても証明できない。なぜなら、最初に見つかった非浸潤癌は特に変化はなく、浸潤癌は別の場所から見つかったからだ。では、非浸潤癌と浸潤癌の違いは何だったのか。生検検査の数値の差を見ても悪性を示すグレードは1で、依然大人しい癌の性質で転移はしない。違いといえば、術後のホルモン治療が効くタイプというだけだった。(乳ガンのほとんどはこのタイプと言う) また、浸潤癌と言ってもしこりはなく、しこりにもなっていない癌は、まずリンパには転移しないし、他の臓器にも転移しない。浸潤癌が見つかったとは言え、依然癌のステージは結果ゼロのままだった。
非浸潤癌が浸潤癌にならないことを証明するには、非浸潤癌を見つけても手術をせず、何年もの間、検査を繰り返し、何年目のどの時点で同じ場所に浸潤癌が見つかるかという実験をしない限り証明できない。多くの女性は、私のように非浸潤癌が見つかっただけで、たとえゼロステージでも手術をし、範囲が広ければ全摘出手術をしている。全摘出手術をして、病理検査の結果、浸潤癌がなかったとしても、失われた胸は戻ってこない。あるデータによれば、乳ガン以外の原因でなくなった女性を解剖したところ、その16%に非浸潤癌が発見されたという。しかし、このような人体実験は、もちろん医療機関ではできるわけはなく、私自身がLiving testimony(リビングテステモニー)としてそれを証明していくしかない。
乳ガンを宣告された時の私は、風邪を引きやすく、気管支炎や喘息、朝立てないほどの腰痛、肉を食べると消化不良を起こし、運動不足で体力もなかった。これらは乳ガンの症状ではなく、全て中医学でその原因が説明でき、薬膳で治った。今の私は、人間ドックの結果は、ほぼオールAで、体力もあり、風邪ひとつひいていない。
エデン農園を初めて3年目、野菜や食材の効能をもっと詳しく知りたいと思い、薬膳学に出会った。薬膳学の学びを初めて5ヶ月後に、まさかの乳ガンの宣告を受けた。まるで必然的な出来事のように、そのすぐ翌日、「がんの中医学養生」の講座が用意されていた。それから毎日薬膳と養生を実戦してきた。もし、乳ガンになっていなかったら、ここまで真剣に薬膳学を学んでいなかったかも知れない。全ては神様の導きだったのだと思う。
乳ガンになって、私が得たものは、揺るぎない信仰と健康な身体だった。
[詩篇 103:1-5]
わがたましいよ 主をほめたたえよ。
私のうちにあるすべてのものよ
聖なる御名をほめたたえよ。
わがたましいよ 主をほめたたえよ。
主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主は あなたのすべての咎を赦し
あなたのすべての病を癒やし
あなたのいのちを穴から贖われる。
主は あなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ
あなたの一生を 良いもので満ち足らせる。
あなたの若さは 鷲のように新しくなる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?