ものの見方が変わる座右の寓話
読んだ本
感想
読んでいて楽しい本でした。
いろいろな寓話が掲載されていて、その話だけでも十分に面白いですが、その後に著者の解釈や寓話から読み取れる教訓が述べられています。
ものの見方が変わるというのは、まさしくそうで、一つの寓話からもいろいろな解釈ができ、また、著者の解釈を読むことで著者(自分ではない人)の考え方にも触れられます。
読んで楽しいだけでなく
以前感想を書いた
と同じように、自分の中にある思考の幅を広げられる気がします。
効率の悪い畑仕事
読んでみて好きになった寓話です。
今の私がしている仕事では効率や生産性といった、目に見える数値を向上させることに主眼が置かれていると感じています。
でも、それ以上に大切な何かがあるんだろうな、と心のどこかで思っていて。
仕事は金のためだけにすることではなく
それ以上に、働くことで他の人とつながることができたり、自分がしたいことを仕事の中で実現したり、そういう意味もきっとあると信じています。
背中を押してくれる、勇気をもらえる寓話です。