見出し画像

イチゴのたね#6「聞く耳を持つとは」

"私が世間に思ったこと、所詮私の感想。
世間が私に思ったこと、所詮世間の感想。
私の周りが私に思ったこと、それは聞かなきゃいけない事実。
聞く耳を持つとはきっとこういうこと。
都会の焦燥、現代人の叫び、常識なんて全部ノイズキャンセル"

こんにちは。大学1年のStomuです。

『誹謗中傷』という言葉がメジャーになってしまった昨今、言葉の扱いにはすごく敏感になります。

元来、発信には検閲が伴うものでした。新聞も雑誌もチェックの入るものでした。それでさえ炎上というものはあったそうです。
それが今は個人で手軽に出来るようになってしまえば無法地帯もいいところです。
プロが手間をかけて行っていたセーフティプロセスがごっそり抜けているのですから、攻撃性はもちろん増します。

というのはもう周知なはずです。
現代ネットワークモラルとしてはもう常識と言って良いでしょう。

私が今回述べたいのは発信者ではなく受信者のお話です。

#5「SNSのゴールド免許」でも語った内容に少し似通っちゃうところがあるかもです。

SNSは私たちの暮らしを豊かにしてくれました。早い情報・多い情報のお陰で得られる機会・体験・経験・知見は数え切れません。

しかし、それと比例して思わぬところからの飛び火の数も多くなりました。

タイムライン上にマイナスな記事や書き込みを見つけたり、はたまた本人はそのつもりがなくても自分が対象に書かれてるように見えるような投稿を目にしてしまうことも多少。

ネットの記事は拡散性があるので赤の他人の独り言や叫びがこちらに意図せずやってきてしまうことがあります。

『そんな危険なものネットに置くな!!』
というのが今の日本の考え方ですね。
未然に防ごうとする原因療法の考え方です。

ネットにはなんでも書いて良いという訳ではないのでこの方法に否定的な訳ではありません。最低限のモラルです。

しかし、それならネットに書けるのはどんな情報なのでしょう。
この条件だと公式でフォーマルな情報じゃないと載せられません。

「そんな情報、一個人にある訳ねぇよ💢

てことは必然的に誰かの愚痴や不満やはたまた自慢が綴られていくことは自然ですし、仕方ないと言えます。

とはいえ、失恋後の惚気話ほど傷口に塩な体験はないですし、失恋後も惚気たい時も今や現代人はSNSなどのネット環境に依存する形が最もスタンダードです。

ここは衝突すべくして衝突するのです。
他のケースでもそうです。プラス要因とマイナス要因は同時にネット環境に存在することが多いです。

ならば、原因療法ではなく『対症療法』が必要です。

その対症療法というのが『ノイズキャンセル』だと私は思うのです。

冒頭に書いたあの内容こそがネットでストレスレスに生きるための目標だと思います。

聞く耳を持たないのではなく、取る音を選ぶのです。

今のワイヤレスイヤホンのノイズキャンセルは遮断する音を選択できるそうですね。

あれと同じことをすれば良いのです。方法はなんでも良いです。見過ごすでも良し、ブロックだって悪ではありません。ミュートという手段もあります。

ブロックを悪とする慣習がありますが、その正義を貫いて心を壊すぐらいならその関係を壊した方が幾分かマシです。

大事な自分の体と心も労わるのは大事な仕事のひとつですから迷うことなく選択してください。

あなたの幸福な生活のために。



さて、AirPods Proを今更だけど買おうかな。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集