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「しゃべるからだ よりよく生きるため『身体言語』の本」を読んで(読書感想文#69)

にぎやかな表紙。

最近、虐待とかの本が多めだったので、少し新鮮でした。


▼しゃべるからだ/トルステン・ハーフェナー著

私は心と体(と頭)の関係性に興味がありまして、この本に惹かれたのでした。結論から言うと、思っていたのとちょっと違った。

身体言語の本

「身体言語」という言葉に、深層心理から現れる身体表現を読み解く解説書のようなイメージをしていました。

どちらかというと、メンタリスト・マジシャンとして有名な著者のパフォーマンスに関することが多い印象でした。

よく考えたら、身体言語=ボディ・ランゲージのことですね。行動心理のことと思って読めばよかったんだな。

どちらかというと、人の行動から、その人の心理を予測して役立てる感じの本でした。
私は、感情から起因する身体表現を知りたいと思ったので、思っていたのと違いました。(結局同じなんじゃないかい、とも思うけれど、知りたい目的が違う)

身体の行動には、理由がある

例えば「足の先が出口に向かっていたら、話に興味がない」などの紹介がありました。なるほど、と思う。

そうなんだ!と思って、その後、記憶からすり抜けてしまう。。
(結構私の中ではあるあるです。学んでいるつもりが、上滑りしている感じ)

なぜなら、この話で言えば、私の興味は別のところにあって。

足先が出口に向かうのは、「話に乗っている雰囲気を出していても、足元は逃げる準備をしているから」等だと思うのです。

この、理由の方に興味があるのです。身体との関連を知りたいんです。

だから、ひとつひとつの身体言語の「理由」を深読みすれば、理由もわかるんだろうなぁ。そして勿論、それはこの本をきちんと読み込めば、できることなのですが。

でも、そこまでのガッツがなくて。パフォーマンスの話を読み流して終わってしまったな。。今日はそんな記録です。

ここまでお読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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