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君の役に立てているかい?

役に立つ存在

先日末息子(5歳)に「おとうちゃんは役に立つなー」と言われた。その言い草と少しはにかんだ姿がとてもかわいく思わず笑ってしまった。理由は段ボールで刀を作ってくれたり遊んでくれるかららしい。ちなみにお母さんは?の質問にも「おかあさんもまあ役に立つ」理由はご飯を作ってくれたりするかららしい。またもやその言葉に笑ってしまった。「まあ役に立つ」なんて言葉どこで覚えたの?(笑)続けておねえちゃん(中二)は「たまに本を読んでくれるから役に立つ」、おにいちゃん(高3)は「あそんでくれないからやくにたたない」だそうだ。

感受性豊かな子供

こどもは感受性が豊かだとはよく言われることだがものを感じてそれを言葉で表現するときの面白さよ。子供のボキャブラリーは大人と比べて少ないはずだけどこんな時にはこの言葉なんてシチュエーションで使い分けできない分ある意味発言はフラットで大人からしたらとても面白い発言になる。

子育てと親育て

親と子立場的には「親が子の世話をする」が一般的な考えだがこの言葉が示す通りこの場合子供にとっては親は役に立つ存在で変な例えだが殿様と家来だとすると親は家来で子供は殿様に当たる。本当は親子関係なんて上も下もないんだろうけど単純に私は嬉しかった。そうおとうちゃんは君の役に立つためにいるんだよそれが叶って嬉しく思った。子育てしながら親も育ててもらっているとわかる瞬間。

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子供と過ごす時間

最初に戻るがなぜおにいちゃん(高3)は役に立たないって言われたのか?弁解することでもないがおにいちゃんも時々スマホのゲームをしたりして一緒に遊ぶこともある。時々だが役に立っているのでは?とは思ったが(笑)やはり決定的な差は単純に子供と一緒に過ごす時間ではないかと考える。子供は一緒にいるだけでも家族には関心を寄せてくる。いる時間が長いほど安心感も生まれる。もちろんその時間の中でどう過ごすかも重要なファクターだと思うが時間と内容の相互関係で相手を見ているんだなと実感した。

子育て自論

巷では色々な子育て論が取り沙汰されているが基本は時間の共有がとても重要で何もできなくてもそばにいる事で幸せを感じる事ができるのは親だけでなく子供もそうなんじゃないかと思う。もちろんそれが叶わない家庭や環境もあるだろうけどその場合より短い時間の中で濃い時間が過ごせればそれはそれでいい。1時間と30分じゃあ時間の長さは違うけど過ごす内容でまた感じ方も違ってくる。またそれが安心できる相手なら肉親の家族ではなくてもいいかもしれない。

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最後に

子供と過ごす時間が作れる今の仕事や家族に感謝しなければいけない。ほんとにそのことに関しては幸せだ。そんな時間が作れる世の中になればいろいろな社会問題が解決するかもしれない。まぁそれはかなり複雑に入り組んでそう簡単には解決はしないかもしれないけれどピリピリイライラしているよりもふわふわのんびりしている方が身体にも心にもいいと思う(笑)

少なくとも私は子供と過ごす時間を持ててそして何より子供の役に立ててとても幸せだと言うこと。これからもおとうちゃんは君の為に役立出せてもらいます!

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