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思いは続くよどこまでも
iPhoneの「ほぼ日」のアプリのアラートが鳴った。
基本スルーの事が多くたまにアプリを開いて記事をチェックする事が多い。そしてたまたま開いたらたまたまこんな記事。
自分の親父像はやっぱり自分の親父
うちの親父はこの岸田さんのお父さんみたいにアッパーな感じではなく物静かで真面目で休みの日は本を読むか昼寝をしていた。ただ自分に対して何を言うわけでもなく見守ってくれているそんな人だった。そんな存在で自分の親父像はやっぱり自分の親父だった。
孝行したい時に親はなし
高校生の時野球部だったと言う親父はよく小さな時私とキャッチボールをしたり野球観戦で甲子園に連れて行ってくれた。本や映画が好きで本を買ってくれたり映画にも連れて行ってくれた。映画を見た帰りうなぎが食べたいと言う贅沢なリクエストに応えてうな重を食べに連れて行ってくれた事はいまでも覚えている。映画好き、車好きは親父の影響かもしれない。そして極めつけが親父に怒られた記憶がない(親父にも打たれたことないのに!アムロ・レイ談)。そんな親父は尊敬する一人であり大好きだった。しかしいつの頃からか野球もしなくなり親父との距離もだんだんと離れていき亡くなる直前の会話は新しく携帯を買ったから電話したよという会話だったと思う。その時も友だちと遊んでいた時だったためそっけない返事で返した。
その数カ月後親父がこの世からいなくなるなんて思いもよらなかった。亡くなった時は状況がうまく飲み込めず少し時間が経つにつれて「なぜもっと話をしてなかったんだ?」「なぜ彼にもっと感謝の念を示さなかったんだ?」なぜなぜなぜ…とにかく後悔の念で押しつぶされそうになり目から沢山涙がこぼれた。
思いは続くよどこまでも
私の父が突然亡くなったのが18年前
私が30になる前の月だった。
その父への思いは忘れると言うか
色々と散って薄くなった感じ
時々その思いが集合して涙が出るときもあるけど…
受け継ぐものは遺伝子情報だけでなく
気持ちやこころなんだと思う。
その気持やこころをうまく自分の子供たちに渡せているかは自信がないけど今そしてこれからの子供の未来に関わっていく。そしてまたその子供へ。気持ちの伝言ゲーム。毎日が悔いのないように。
思いは続くよどこまでも