【読書×体験】「#真相をお話しします」×元気な証拠
皆さんはYouTubeで「猫 きゅうり」で動画を検索したことがあるでしょうか。
ないなら、見てみて欲しい。
猫が飛び上がるほど、きゅうりにびっくりしてるから。
私は、生粋のビビりです。
怖いことがとても苦手で、驚かされると、きゅうりにびっくりした猫くらい、びっくりしてしまう。
しかも、ドキドキしすぎて、下手したらパタリと横たわってしまうほど。
私はこれを「びっくり遺伝子」と呼んでいます。
肝試しやホラー映画など「怖いもの見たさ」なんて存在しないし、「怖いものは怖い」だけだと思っていました。
私は映画「着信アリ」の音声だけで、気分が悪くなってしまったことさえあるのだから、恐怖心よりも好奇心の方が勝つはずなんてないのです。
なのに、今回こんな本を読んだ。
しかも、オーディブルで。
表紙見ただけで、怖い!!!
完全に魔が差していました。あんなに怖いもの嫌いなのに。
本著は短編で、いくつか話がありましたが、どれも、どうにも、違和感があり過ぎる。
で、これはこういう結末だろうなと聴いているのに、最後はいつも震えていました。こ、怖い!!!
でも、次の話をまた聴きたくなる。
これがこの本のすごいところだ!さすが、本屋大賞ノミネート作品!
というのは簡単です。
もちろん、それもそうなんですが、きっと私側にも何か変化があったはずなんです。
ちなみに「びっくり遺伝子」は健在です。
大人になって、驚かなくなったなんてことはありません。
毎日が「猫 きゅうり」です。
考えた結果、「怖いもの見たさ」は元気な証拠なのだと思いました。
私が怖がったり、それで不安になる時は、心身ともに不安定なことが多かったからです。
それが今回、音声とは言え、全部読めた。
怖さの種類はあれど、恐怖心と好奇心を両手に持つことができたのです。
体調を大崩ししたのが5年前。
ここまで回復したか!と自信を持つことができたし、こんなところでそれを確認できるだなんて思いませんでした。
読んでいる途中で、そのことに気付き、少し嬉しい気持ちになっていたところ、突然停電して、怖すぎて泣きました。
よく考えたら、エアコン、ティファール、電子レンジと停電要素があると気付きそうなものですが、全くそんなことは頭になく、大パニックになるのでした。
ビビりの生活は続きます。