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勘違いと距離感

女子大生にメッセージを貰ったと喜んでる場合ではなくて。

昨日、ださいおっさんについて書いたんですが、とある女性バリスタがこんなツイートをしてました。

「カフェをガールズバーと勘違いしてる男が多すぎる」

はい、ドキッとした男、今すぐやめましょう。

女性バリスタさん、お疲れ様です。

カフェで働いた事がある人は分かると思うんですが、どこのお店にもいます。

勘違いをしたお客さんは。

結構大きなトラブルになる事もあるので、本当に気をつけてもらいたい。

仕事を変える人、なんなら辞めてしまう人もいるので。

あなたの行いで相手の人生を変えてしまう恐れがあるのです。

話すのは、仕事だから。

でも、それはあくまでも常識の範囲内の時間。

コーヒーを作る間、もしくは一口飲んで感想を言うぐらいに留めておいたほうがいい。

お店からは帰ってくださいとは言いづらいのです。

なぜかを書くまでもないか。

それぐらい分かってほしい。

というか、言わせないでほしい。

嫌いになりたくないので。

話す事が目的なら、然るべき場所に行き、然るべき料金を払って楽しんでください。

コーヒー一杯じゃ割に合わん!

そんな声が全国各地から聞こえてきます。

勘違いをしてる人の厄介な所は、通ってあげてるんだぞって所か。

俺は客だぞと。

もう一度書こう、コーヒー一杯じゃ割に合わん!

一日500円程度の売上が無くなった所で、大して経営には響きません。

月に100万落としてから言ってください。

スタッフのストレスを考えるとマイナスです。

よし、この際だからはっきり書こう。

笑顔も、優しさも、丁寧な対応も、仕事だ。

好意がある訳ではない。

勘違いするな。

お客さんに喜んでほしいとは思ってる。

その手段として、さっき挙げた事を実践しているだけだ。

客だからやってるんだ。

皆にやってるんだ。

お前に好意がある訳ではない。

目を覚ませ。

これぐらい書いとけば大丈夫だろう。

カフェはスタッフとお客さんとの線引きが曖昧になりがちです。

距離感の近さ、敷居の低さがそうさせるのかな。

良い方向に働く事もあれば、悪い方向に働く事もあって。

勘違いした男は悪い方向の典型例だけど、それ以外にも細かい所はあります。

僕も色々と思う事はある。

でも、他と比べれば少ないほうで。

なぜなら、店主だから。

言えるし、態度にだせるし、ここに書く事も出来る。

それだけでストレスはだいぶ緩和されます。

でも、アルバイトだったり、雇われだったりすると途端に難しくなる。

お客さんに苦言を呈すのは、想像の10倍難しい。

だから、どうかお客さんに考えてもらいたい。

踏み込みすぎてないか。

距離感を間違えてないか。

こんなお願いをするのもなんだけどさ。

お店側も気をつけなきゃいけないんだけど。

僕がお店で話す人はこれらがよく出来ている。

だから、気持ちよく話せるし、長い付き合いになっている。

好きなお店がある人ほど、距離感を考えてもらいたい。

そんな事を思うのでした。



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