見出し画像

気持ちよく働ける場所を作るには

スタッフのモチベーションを高められるような社員がいないのか。

昨日書いたんですが、これがまあ飲食店にとって大切な人材だと思います。

あれですよ。

職人技を求められるような店じゃなくて、一般的なチェーン店の場合ね。

僕の経験上、社員がアルバイトに嫌われたら店は回らない。

それぐらいチェーン店はアルバイトに依存してます。

だから機嫌を上手に取れる人が必要。

仕事なのに。

とか、

大人なのに。

とか、

俺だって大変なのに。

みたいな感情は捨て去るべきなんじゃないかと思います。

マネージングする側は。

甘やかせって訳じゃないですよ。

ぬるいとぬるいで不満が溜まるので。

適切な目標設定をして、飴と鞭を使い分ける。

これが出来るだけで気持ちよく働ける場は作れると思います。

前の上司は、「アルバイトも俺からしたらお客さんやからな」と話していたのを今でも覚えてます。

それぐらい大切にしましょうねって事。

なぜそこまで気を使わなきゃいけないのか。

それがお客さんの満足度向上に繋がるからです。

すると売上も上がる。

なんて良い循環。

僕が多店舗展開するなら間違いなく一番大切にするのは従業員。

店長に据えるのも抜群に空気が読める人にします。

カフェの仕事は教えれば誰でも出来るようになります。

だから仕事が出来る人、出来ない人の差は作業レベルだとほとんどありません。

早くドリンクが作れる、ラテアートが上手。

それはアルバイトだったら勝手に頑張ってくれって思うけど、社員だったらどうでもいい。

そんな事よりも、

・いつも機嫌が良い

・周りが見えている

・人の話が聞ける

・自分で考えられる

・仕事とプライベートを分けられる

これらを重視するかな。

ドリンクは最悪作れなくてもいい。

それでも敬意を集められる人間力があるならば。

ここがちょっと難しい。

アルバイト目線だと、

ドリンクを作るのが上手い→仕事が出来る→尊敬の対象

みたいな構図になりやすい。

それはそれでいいんだけど、その上手く作る人が、上手く作るだけしか出来ない人だと困ったもんで。

そこに憧れてしまうとただの職人集団になってしまい、ドリンクでしか評価しないみたいな空気になってしまう。

その空気は得てしてギスギスしがち。

だから「そこじゃないぞ」と言えるマネージャーが必要。

「何の為に働いてるんだ」と柔和に問いかけられる人が必要。

適時軌道修正して本来の目標に導ける人。

そんな人がトップにいれば店は安泰でしょう。

少なくとも、『店舗では作業するだけで給料をもらえると思うのは大間違いです。』

こんな事を言う人がトップだと空気は悪くなるばかりだろうなと思うのでした。

現場レベルのトップの人、ここが腕の見せ所だと思います。

頑張って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?