最期にみすぼらしい姿で弱みを見せる勇気こそがカッコイイと思えた件
土日はノンジャンルで。
いつになく、ちょっと重いお話し。
今日をハッピーに締め括りたい方は、読み飛ばしが吉です。
『人生100年時代!』とあちこちで耳にするようになったとはいえ、有名人の訃報が相次いで報道されます。
『750ライダー』の作家・石井いさみ氏が、心不全で亡くなりました(享年80歳)。
小学4年生頃に愛読した漫画でしたが、『高校生になったら、絶対にナナハンに乗る!』と意気込んで近所のバイク屋に HONDAのカタログを貰いに行ってました。
ちょうど1年前、『ゴルゴ13』のさいとうたかを氏が膵臓ガンで亡くなられたのが 84歳でした。
お二人は、平成時代の『人生80年!』という言葉を体現されたのでしょうか。それにしても、80歳だ84歳だというのは、あまりにもお若い…
『人生100年時代』という言葉は、2016年にリンダ・グラットンらが書いた『LIFE SHIFT ~100年時代の人生戦略~』という書籍が最初です。
そして、昨日今日と相次いで、また有名人の訃報を耳にしました。
三遊亭円楽師匠、享年72歳。
アントニオ猪木氏、享年79歳。
『旧標準』ともいえる『人生80年』さえも全うすることなく、召されました。
私は『吉本新喜劇』と『笑点』という東西それぞれの典型的なお笑い番組を心から愛しており、毎週欠かさず観ています。
どちらも『マンネリとお約束事』を『形式の美学』にまで昇華させた芸能であり、私の大事なストレスコーピングの1つです。
その中で円楽師匠は、『歌丸イジリ』から『昇太イジリ』へとターゲットを変えたものの、その『腹黒キャラ』・『ぼっちキャラ』・『政治風刺』は最期まで衰えることなく貫かれていました。
死因は肺ガンとされていますが、脳梗塞で倒れてのリハビリ中でしたし、満身創痍だったと思います。
猪木氏については、公表された死因は心不全でしたが、『全身性アミロイドーシス』という難病と闘っていらした事は、TV番組で何度か見ていました。
このお二人に共通することは、闘病中の瘦せ衰えた自身の姿をメディアに向けて発信し、カッコつけずにありのままの闘病姿勢を開示されていたことかと思います。
円楽師匠は、脳梗塞のリハビリ中に高座に上がり、『みっともなくてもいいから、死ぬまでやりますよ』と言い切りました。
猪木氏も、数日前に撮影したYoutube『最後の闘魂』で、『別にやりたくないよ。やりたくないけど、みんながやりゃいいじゃんって』、『だいたい見せたくないでしょ。こんな様を。普通は。みんなに見てもらって、弱い俺を…』と語っています。
ふだん人を笑わせていた人、人より強くて人を元気づけていた人が、一番見せたくない姿を晒すのは、とても勇気の要ることだったでしょう。
さて、自身の健康状況を書くつもりでしたが紙幅が尽きてしまいました。また機会があれば改めます。
命あってこそ、です。