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令和ロマンを見るためにうつ病もちが「祇園花月」に行った話

久しぶりの投稿になりました。

去る6月28日、京都のよしもと祇園花月で開催された「ツートライブpresentsマヂカルラブリー考案『フェニックスライブ京都〜ネタを蘇らせて勝負ネタにする〜』」を見に行ってきました。

以前に令和ロマンのネタを見に行った時は全国を回るM-1ツアーだったので、こちらから出向く必要はなかったのですが、今回はネタを見るために京都にありますよしもと祇園花月まで足を運びました。

京都には何度か訪れたことがあるものの、よしもと祇園花月に行くことは初めてのことでした。また、お笑いを見るために劇場に行ってみたという思ったことも人生で初めてのことでした。

ただ、祇園花月へ向かうまでの私の大きな不安要素は、公共交通機関の利用でした。

・乗車している間、不安が高まったりしないか
・暑さもあるので、乗車中に大量に汗をかいたりしないか
などと、そのようなことばかり考えていました。

まず、最初に京都まで向かうために新幹線を利用しましたが、それだけでも心臓がバクバクしていました。
当時は大雨の影響により新幹線が遅延していたものの、車内が人で溢れかえって混み合っているというわけではなかったですが、なぜか周りの様子が妙に気になってしまい何度も後ろを振り返ったりとソワソワして落ちつくことが出来なかったです。

服薬をしたり、落ち着けるために身体をさすったり、お茶を飲んだりとなるべくリラックスさせる方法(コーピング)を実践している間に無事に京都駅に到着しました。

駅から滞在するホテルまですぐだったのでそこまでは無事にいきましたが、そこから祇園花月は少し離れた場所にあるため、市バスを利用しようと考えました。

しかし土地勘がないため、バスのアプリでマップから探しても最寄りのバス停がわからず迷ってしまいました。それに開演時間も差し迫っていたため、仕方なくインバウンドで混雑している四条通を抜けて祇園花月まで向かうことにしました。

劇場へ向かう途中で出会った鴨川

しかしながら、京都屈指の観光名所でもある四条通を歩いて通り抜けることは、やはり難易度が高かったです。

波のように押し寄せてくる人、人、人…
梅雨明けの蒸し暑さもあり、体力と気力がかなり削られていました。

途中から体力がなくなってきたため、急いでスマホで検索したところ四条通の途中からでも祇園花月前で降りられる市営バスがあったので利用しました。バス停を見つけた時は、心からありがたい気持ちになりました。

劇場前で下車してからはすぐに会場入りして、自分の席へ向かいました。
幸運なことに、事前に出入りしやすい席を確保できていたため、落ち着いて開演を迎えることができました。

さて、今回の「フェニックスライブ京都〜ネタを蘇らせて勝負ネタにする〜」は、ボツネタになったものを再度お客さんの前で披露して、ウケたら「勝負ネタ」に昇格させるという趣旨の企画でした。
M−1王者の(この記事を公開するまでに2024年7月7日に開催された第45回ABCお笑いグランプリの王者にもなった)令和ロマンのボツネタがどんなものかとてもワクワクしながら出番を待ちました。

令和ロマンの一本目は「飲料メーカーのドリンク同士をトーナメント形式で戦わせる」というネタでした。くるまさん曰く、ネタの過程でドリンク同士をどのように戦わせれば良いかわからなくなったとのお話でしたが、会場では一番ウケてたネタのように思います。

二本目は「駄菓子屋のおばあちゃん」幼いケムリさんが駄菓子屋に向かったら、店主のおばあちゃんが一癖あって…というくるまさんの演技力を存分に活かしたちょっとヒトコワチックなネタでした。

復活するネタは観客の投票で決まるシステムで、その投票の結果、令和ロマンの一本目のネタが見事第一位で選ばれました。

ボツネタとはいえ、令和ロマン以外の出演者の皆さんのネタも面白くて久しぶりに腹の底から大笑いできて嬉しかったです。

体調が悪い時にはベッドに横になっている日も多くありますが、令和ロマンのYoutubeやラジオ配信は欠かせない癒しとなっています。
特に令和ロマンのご様子ではペット(リスナーの名称)の皆さんの投稿で笑えることもあり、個人的にツボだった東北出身ペット同士の芋煮論争を聴きながら自然と大笑いしていました。

令和ロマンのお二人の存在だけでなく、「笑う」という感情の発露に日々を救われているような気がします。笑うことで鬱々とした感情が流れてスッキリするし、ラジオ内でお二人が使っている語彙も過度に尖ってないため安心して聴くことができるし、次の週を楽しみに待ち続けられます。

個人的に嬉しかったこととしては、この記事を書き上げるまでにも約2ヶ月という長い時間を要しましたが、完成してようやく公開するまでに至ったことです。
ネタが面白かったこと、そしてお笑いにパワーを貰っていることを文章にしてようやく伝えることが出来ました。

劇場に通う頻度は少ないですが、心身が元気な時には劇場へ足を運んで、お笑いのパワーを受け取りたいです。

最近ではテレビ出演も多くなり多忙な日々を過ごしているとは思いますが、M-1グランプリ2024にエントリーをし、漫才師として何度でも挑戦を続けていく令和ロマンの活躍にこれからも目が離せません。

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