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【考察】【続・インタフェースデザインの心理学】EAN/DMN/SN/アハ体験について

オライリー・ジャパンから刊行されている「続・インタフェースデザインの心理学 ─ウェブやアプリに新たな視点をもたらす+100の指針」に記載の一部の要件まとめと、自分なりの解釈です。

ひらめきを得る仕組み

脳の3つのネットワークを活用することで、クリエイティブな考え方(ひらめき)を得ることができる。

EAN(Executive Attention Network)

実行注意ネットワーク
集中するべき課題・問題やアイデアを明確に提起して、その構想をノートに書く、解決したい問題を図にすること。課題・問題に対して一定時間集中して取り組み、自問自答する時間。

DMN(Default Mode Network)

デフォルト・モード・ネットワーク
問題から離れることで、前頭前皮質の活動を停止する。具体的には散歩、音楽鑑賞、掃除などを行う。このように問題から一旦、離れることでDMNが活性化される。

アハ体験

DMNの活性化により、ふいに「アハ体験(ひらめき)」が訪れます。ひらめきは不意に訪れるので、逃さないようにいつでもメモが取れるように準備をしておく。
「アハ体験」はSN(Saliency Network)によってもたらされる。SNは「影で密かに」活動しているので、特別に何かをする必要はない。

ひらめきを得るステップ

1.EANを使い、一定時間集中して問題に取り組む。
2.問題から離れる。このときDMNが稼働して、問題を解決する候補について比較検討を行う。
3.DMNが活性化されると、同時にSNが密かに稼働し、「ひらめき」を産み出す。

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Toshiyuki Katsube
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