都内から行ける私のお気に入りの海岸
私は夏が大好きだ。
私は8月10日、夏休み真っ最中に
母のお腹から誕生した。
カンカンに照りつける太陽の下、
熱中症の予防の為に日傘をさして
熱々になったコンクリートから漂う
ムワッとした夏の匂い。
蝉の大合唱。
私が夏を好きな理由はたくさんある。
でも一番待ち遠しくてたまらないのは海なのだ。
私が海を好きなわけ
小さい頃から、海だけでなく水という存在は
常に私の近くにあった。
特に夏休みなんかは、
毎週父の仕事の休みに車で読売ランドのプールに
連れて行ってもらった。
1人でプールに潜って人魚になりきることもあるし、
プールの底にできるだけ張り付いてヒラメのように
泳ぐこともあった。
沖縄にも毎年旅行で連れて行ってもらった。
青くて澄んだ海、
飛行機の中で沖縄の空港に近づくと
海がどんどん綺麗になっていく
あの瞬間が一番ワクワクした。
大きなシュノーケリングをつけて
私の住んでいるところでは見られないような
色鮮やかな魚たちを追っかけるのが大好きだった。
たくさん泳いだ後に食べる
ポテトチップスは
食べた瞬間
幸せが身体中に満ち溢れるのを感じる。
その後ビーチソファに座って
海を眺めながら昼寝をする。
大好きな時間だった。
最近は沖縄に行くのも飛行機代が高くて
なかなか行けない。
平日に行ければ安く行けるけど
なかなか平日に休みを取るのは難しい。
だから私は近くでも満足できる
沖縄ほどではないけどそんな海岸を見つけて
今はそこがお気に入りの海だ。
逗子にある一色海岸
逗子駅を降りて、
コンビニで必要なスナック、つまみ、
ソフトドリンク、お酒を買って
駅前のバスで三ヶ丘まで行く。
バスを降りると
目の前には神奈川県立近代美術館。
その裏にあるのが
一色海岸だ。
海岸につながる小道はなんとも涼しげで
秘密の場所に抜ける道という感じがして大好きだ。
小道を抜けると
この時期はまあまあのたくさんの人がいる。
洒落た海の家や、昔ながらの海の家が
3件ほどある。
私は砂浜に100均で購入したテント(1000円のもの)
を取り出してそこに荷物を置く。
家から水着は着てくるのでその場で服を脱ぎ
まずは一度海に浸かり
熱った体を冷やす。
そして、コンビニで買った缶ビール開けるのだ。
ここ一色海岸の良いところは、
お酒が飲めるところ。
(駅から近い逗子海岸はお酒が禁止なのだ。)
おつまみにチーズや、スナック菓子をつまみ
太陽をたくさん浴びて汗ばんできたら
また海に入る。
これが私にとって、とても至福なのだ。
夕方になれば…
日が落ちてくると
これもまた良い。
夕日がとっても綺麗だ。
富士山も運が良ければ綺麗に見ることができる。
17時までにブルームーンという海の家で
シャワーを浴び(ここが一番安い)
サッパリしたら、
その海の家でお酒を買い
海沿いの席で夕陽を見ながら飲み直す。
隣の席のカップルは、お酒片手に読書をしていた。
それもまたいい。今度やろう。
皆さんもぜひ訪れてみてください。
あ、帰りのバスは混みますので
三ヶ丘ではなく、一つ手前の一色海岸バス停で
乗ることをお勧めしますよ。
では。