てぬぐいのススメ
日常的にてぬぐいを使うようになって気がつけば10年経った。
てぬぐいは良い。
なんといっても、長い。
そして薄い。
私のてぬぐい日常化への入り口は『にじゆら』だった。
『にじゆら』は大阪の境で作られている、注染という染めの技術で作られた手ぬぐいだ。その名前の通り美しい滲みと揺らぎがあって、持ち歩く水彩画のよう。
手ぬぐいは長い。長いから、1枚で子どもと一緒に手を拭ける。
手ぬぐいは薄い。薄いから、すぐに乾く。
そして薄いけれどハンカチより厚いしよく水分を吸う。
とても良く出来ていて、その魅力にハマると、1枚、また1枚と次を買ってしまう。
にじゆらの手ぬぐいの他にとても気に入っているのはこれ。
北アルプス国際芸術祭の公式グッズ、ミナ・ペルホネンの皆川明さんデザインの手ぬぐい。色違いで買った。
ね、とてもステキでしょ。
実は手ぬぐいって、色々な場所でとてもステキなものを売っている。
狙い目は美術館のミュージアムショップ。
今写真はないけれど、青森美術館で買ったこぎん刺し模様の手ぬぐいもお気に入り。
色合いも模様も最高に好き。
この手ぬぐいを見るたびに、あの青森美術館のすっきりとしんとした空間を思い出す。
青森に旅した日がよみがえる。
手ぬぐいって、飾ってもよし、使ってもよし、暑い日は濡らして首に巻いてもよし、寒い日は乾いたまま首に巻いてもよし。
薄くて丈夫で美しい。
飾ってもよしといったけど、やっぱり使うのがおすすめ。
手の中のアート。たたんだときと、広げたときの柄の違い。
濡れた時と、乾いた時の色の違い。
光が透ける感じ。
それを日常に取り入れることが、1番おすすめ。
手ぬぐい、すきです。
贈りものにもすてきですよ。
にじゆらさんには星座の手ぬぐいもあるから、お誕生日プレゼントにもいいよね。
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この記事はタレスクラスのayuka_hitが書きました。
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