ご挨拶と今日のお茶
朝起きて、窓を開け、空を見上げて深呼吸する。
目を開けた瞬間に、今飲みたいお茶の方へ足が向く。
自分の体に手を当てて、体が飲みたいものを飲ませてあげる。
そして、これを繰り返す事で季節と共に飲むお茶も変わっていく。
そんな自分を観察し、体中の季節さえも感じられる。
こんなお茶の飲み方が習慣となっている。
そんな、自然の世界と繋げてくれるお茶には日々感謝ばかり。
そんな私がお茶記録を作ることにしました。
今日はお休みで、起きた頃には太陽が上がっていた。
今日は特別気温の高い日で、朝から昨日の真昼の様な温かさ。
三寒四温に入りお茶は白茶が続いていたけど、今日は萎凋緑茶が飲みたくなった。
手に取ったお茶は五ヶ瀬緑製茶さんの在来の萎凋釜炒り茶。
春の香りとお茶の花やかな香り、太陽の温かさと伸びのある優しい甘み、鼻に残る余韻と穏やかな気温。
気候とお茶のペアリングに感極まり、有り難みに溢れた。
お茶は自然をより深く感じさせてくれる。
これ以上の幸せなんてないんじゃないかって思うほどの瞬間。
そんなことを感じながら、お茶の観察をしたので、ここからは記録に移ります!
【茶葉情報】
生産者: 五ヶ瀬緑製茶 興梠洋一さん
生産地: 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字桑野内
標高: 600mの山間部
土壌: 黒ボク土(土壌図より)
茶種: 在来
製茶: 萎凋釜炒り茶
栽培: 有機栽培
淹れ方: 2g 50cc
聞香: 蜂蜜
1煎目: 80℃ 1分
・優しい乳香と、とにかくまろやかな口当たり
2煎目: 90℃ 30秒
・草や藁の様な香りと、ほんのりストロベリーを思わせる香り。
・フルーティーなカカオの様な余韻が残る
3煎目: 90℃ 30秒
・若草の香り
・口に含むとレモングラスの様な爽やかな香りが鼻から抜ける
・余韻は馬酔木(アセビ)の様な柔らかい花様の香り
その次に手に取ったお茶も、五ヶ瀬の萎凋釜炒り茶。
生産者: YokoyamaTea 横山大樹さん
生産地: 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字桑野内
土壌: 黒ボク土(土壌図より)
製茶: 萎凋釜炒り茶
栽培: 無農薬、無化学肥料
淹れ方: 2g 50cc
茶葉: トウモロコシ、重厚な蜜香、キャラメルポップコーン
1煎目: 80℃ 1分
・葉:若草の様な青々しい香り
・枝豆の様な香りとミネラル感のある香り
冷めると華やか
・口に含むとまろやかな口当たりに、
おかきの様な香ばしさと甘み
・余韻は若草の様な爽やかさ
2煎目: 90℃ 30秒
・葉:大豆の様な香ばしさ
・ミネラル感が増す
・青々しい味わいにまろやかな口当たりに
優しい渋み
3煎目: 90℃ 30秒
・葉:芽キャベツの様な甘い香り
冷めるとスイカ
・菊芋の様なコックリとした甘い香り
・余韻はスイカの様な柔らかな香り
以上。今日のお茶でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでもこの読んでくださった時間が良き一時であれたらと願っております。
またお会いしましょう。
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