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続 タイの理由 ~過去世からの宿題~


サワディーカ。
@yayoiです。

カバー写真はタイのリース、花輪または花数珠ともいわれるものです。
タイではプワンマライといいます。

前回は、2009年に1度タイを去ってシンガポールに引越す時に、
私の魂が自分のミッションである
“タイ語を勉強する”ということを思い出したという話を書きました。


そして、タイを離れてからタイ語の学習に夢中になった私は、3-4ヶ月に
一度はシンガポールからタイに10日間くらい来て、当時でいうプチ留学みたいなことを始めました。

学校へ行くとある時期から先生たちが、おかえりとか帰って来たねと
声をかけてくれるようになり、タイは私が帰ってくる場所だと感じるようになると同時にでも、なぜタイなんだろう…
不思議に思う私、知りたいと思う私に不思議なセッションを受ける機会が
その後やってきました。

ソウルで感じたモヤモヤ

2012年、私はシンガポールからソウルへと引越し、タイとは時差2時間、
気候も日本のような四季のある生活が再び始まりました。

せっかく使命に気づいて、勉強に夢中になっているのに少しずつ遠のいて
いくタイ。旅行では行けるもののなかなか住むことができないタイ。

私はいつも気持ちにモヤモヤしたものを感じながら、タイにはどうやったら帰れるんだろう...とそればかり考えるようになりました。

ちょうどそのころからタイに旅行するたびに行っているタイ語学校が、
お寺の前にある大きなビルの中に引越し、学校に行くたびにそのお寺に寄るようになりました。そこで、そのたびに、私をタイに帰してくださいと願いました。

今、こうして私がタイにいるのは、その時の願いが聞き入れられたと私は
信じていますが、それだけではなく、実はタイ語の勉強以外にも私の大切な使命がこのタイにあったようなのです。

タイ旅行の際にそのお寺だけでなく、いつのころからかバンコクにある
いろいろなお寺に行くようになり、気がついたらお寺が好きになっていました。そして、ソウルでも自宅から近いところに見つけたお寺に毎月、足を運ぶようになりました。そのお寺について以前書いた記事があります。

そのタイから遠のいていくモヤモヤをどうやったら解決できるだろう…
私は、瞑想をやってみようと思いつきました。

直感は3秒でくさる

瞑想をやってみようと思いついた私が次に思いついたことは、ヨガのクラスを探すということでした。なぜならヨガは瞑想の前の準備体操であるときいたことがあったからです。まずヨガだけでも習おうと思いました。

そこで、ヨガ、瞑想、ソウル、韓国...などの検索ワードをいれて探したところ、タイミングよく、ヨガと瞑想のクラスを始めるというを日本語のブログに出逢いました。韓国にいながら、日本語で習いたいときに習いたいものが習える!と早速、申し込んでみました。
このようにタイミングが合う時は、だいたい良い出逢いがあるものです。
直感は3秒でくさる!だから思い立った時に行動すると次の扉が開く
思います。

早速、始めたヨガ、瞑想のクラス。
瞑想の主催者のLさんは御主人が韓国人なので日本から移住してきた人。
ちょうど、セラピストとしてスタートしたばかりで、心理学をはじめとするセミナーを受けるために、当時はよく韓国と日本を行き来していました。

このヨガ、瞑想のクラスのメンバーはとても仲良くなり、今でも数人とは
連絡を取り合っていますが、Lさんはたまに日本から自分の先生を韓国に呼び寄せ、ちょっとおもしろいセッションが韓国で受けられるように
なりました。それが自分の過去世を思い出すというセッションでした。

私の過去世を思い出してみる

ちょっとスピリチュアルな過去世(前世)を思い出すというセッション。
私がそのセッションを受けてみたいという理由はただ一つ。
私の強い思い「なぜタイ語?どうしてタイ??」のヒントがあるような気がしたからです。

そのセッションで私が思い出した私の過去世の中のお一人。
それは、タイに来たスリランカのお坊さんでした。

「子供のころから仏の道にはいり修行を続け、50歳を過ぎてスリランカから
 タイへとやってきたお坊さん。タイに来て5日目くらいに、道を歩いて
 いたときに、ある赤ちゃんを抱いたお母さんが目前でころぶのをみても
 言葉が通じないことでどうしていいかわからず、ずっとその場を離れず
 見守ってはいたものの、手を差し伸べてあげることができなかった。
 ある男性が来て親子を救ったのを見届け安心してその場を離れていき、
 後日そのお母さんと偶然再会した。」
こんな過去世でした。

この過去世は、現世の私、つまり@yayoiに
「言葉の通じないところで言葉を学び、そこの人たちと助け合ってうまく
 やっていく」
「お節介と思わずにもう一歩踏み込んで他人に手を差し伸べる」
という宿題をくださったようなのです。

これで、まず私の使命は、過去世でできなかったことをやろうとする、いいかえれば、今世でやるべきことの1つが、言語の習得です。

だからなのか、私は小さいときから英語など語学の授業がほかの科目より
好きでした。韓国でも少しだけ韓国語を習いました。でもどれも中途半端で、タイへ行ってからタイ語の勉強を始め、タイ語に関しては
タイを離れたある時期からタイ語に真剣になりました。

もしセッションの通り、「現世=@yayoiの今の人生」の使命の一つが
  1.他の国の言葉を勉強する
  2.そこでその国の人たちとうまくやっていく
ことで完結するのだとしたら...
それはやっぱりタイでしたいと強く思いました。

結局、また駐在の流れで、2017年の終わりに、私は再びタイに帰ってきました。そして、そこでもう一つの私の使命に気づくことになりました。

お読みいただきありがとうございました。
@yayoi

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