教員時代 わたしの模索② 「総合的な学習の時間」での実践
教師時代の体験で強く心に残っている
授業実践があります。
どれも「総合的な学習の時間」での
体験的な授業実践です。
「総合的な学習の時間」での体験を通して
「集団が変わる」
教師として目を開かされる経験をしました。
当時どの集団にも
集団特有の課題がありました。
その中で何を実践したのか
一つ目の活動は「ひみつきち作り」
二つ目は学校林での「遊具作り」
三つめは地域に流れる「河川の水質調査」
どれも地域密着型の「プロジェクト型学習」です。
そして子どもたちが
「やりたい!!」
と意思表示してくれた活動でした。
これらの具体的な内容は
後ほど一つ一つ
それぞれに詳しく記事にまとめて
お伝えしたいと思います。
「プロジェクト型学習」
とはいったいどんな学習?
耳慣れない方もいらっしゃると思います。
子どもたちが自分で課題を見つけ
目的に向かって自分たちで
その課題を解決に導いていく
それが「プロジェクト型学習」です。
これらの授業実践を通して
子どもたち一人ひとりの成長と
集団の大きな変化を
目の当たりにすることができました。
こうした活動を
続けていきたかったのですが
問題が立ちはだかります。
「総合的な学習の時間」の時数削減と
各学校で作られる
「教育課程」「教育計画」です。
「総合的な学習の時間」は
多くの先生方にとって
大変扱いにくい教科でした。
それも当然です。
スタート時教科書や指導書もなく
指導計画もなく
学校によってはほぼ
学年や、単級の場合は学年担任一人が
全てを任されているような状態でした。
予算を付けてもらっているわけでもなく
加配の先生が配置されるわけでもなく
学年や担任だけで進める教科であり
多くの先生方が大きく重い負担を
感じていたことと思います。
こうしたことから
多くの学校が学校独自の
「教育課程」「教育計画」
を作るようになりました。
ということはイコール
子どもの「やりたい」「知りたい」は
脇へ置かれ、大人が、教師が
やりやすい方向へ流れていったのです。
だいぶ長くなってしまいました。
この続きは次回また
「教員時代 わたしの模索③」に
場所を変えて
書いていきたいと思います。
文字や文が入りにくい方々にも届く
文量を心掛けております。
今日も最後までお読みいただき
本当に、本当にありがとうございました🍀