わたしが見てきた学校現場③ 非常勤講師「○○が上がらない!!??」
先日のこちらの記事 ⇓
ある非常勤講師の先生から
いただいたコメントについて
触れさせていただいています。
「非常勤講師」
いったいどのような先生なのか
常勤と何が違うのか
わたしも栃木県の自治体に
勤務していた時に
産休補助の非常勤講師を
経験しています。
わたしが現場にいて
感じていたこと、また現況からも
率直な意見を述べてみたいと思います。
やや本題とはズレますが
本日、こんなニュースを見つけました👀!
コメント欄でこんな発言を見つけました👀!!
⇓
「教員の増員が先」おっしゃる通りです。
コメントに共感されている方が
多数いらっしゃいました。
更にこちらのコメント ⇓
こちらもけっこう
共感している方がおられました。
おっしゃる通りだと思います。
学年間で教科を担当するという形の
教科担任制にはわたしも携わってはきましたが
これでは現在の学校の問題の解決には
ならないと感じます。
しかもこれまでも行ってきたことですので
今更どうして?何がしたいの?
言いたいの???
といったところでしょうか。
最後にこちらのコメント
本日わたしが述べたいことを
この方が1文で
おっしゃって
くださっています!!!
実はこれが学校での
非常勤講師の先生方の
現実です。
実力もやる気もあるのに
いいように、まるで
将棋の駒のように
つかわれていると
言うことです。
わたしも実際にそうでしたが
仕事をしながら
採用試験の勉強にも
取り組まないといけないので
採用試験の準備が思うようにいかない。
この方が書いておられるように
多少の配慮はありますが
担任もすれば産休育休に入られる
先生がそれまで持っていた
校務分掌もほぼ
引き継ぐことになります。
めちゃめちゃ過酷なのです。
しかもほとんどが学期途中です。
わたしが正式採用になった時代は
教員採用試験の倍率も2桁で
そう簡単に合格できず
10年も15年も
講師をし続ける方もいらっしゃいました。
以前報道されて
問題になったこともありますが
この方たちは正式採用の教員と
同じ働きをしながら
年度ごとの採用なので
給料もボーナスも
ほとんど昇給しません。
とても不公平なのです。
現在、東京都で非常勤講師を
する場合にややメリットとなるのは
人手が足りないので
勤務先の学校をかなり有利に選べること
くらいでしょうか??
正規教員は異動する際
なかなか希望通りという
わけにはいきませんので…。
昨年度は200件以上
オファーを掛けても
結局産休代替の講師の先生は
思うようには見つかりませんでした。
非常勤講師の先生方は
スキルも経験も意欲も
しっかりとおもちで
そのほとんどが
今日から即戦力となれる方々です。
何度も言いますが
でも、それに甘えていては
いけないのです。
やはり多くの意味で
ゆとりをもって正規の教員を配置し
過剰労働など精神的重圧にも
ダイレクトに関係する労働環境を
改善していかなければ
そのひずみを受けるのは
最終的には子どもたちに
なります。
一日も早い改善を望みます!!
執筆や発信に時間を割いているところなので
現在まだプレ相談ではありますが
個人相談も若干受け付けております。
相談のプラットホームも
少しずつ準備が整ってきております。
よろしければ
自己紹介欄にある
LINE公式アカウントから
お声掛けください🥰🍀
現在開設、ご紹介しているのは
保護者の方向けの窓口なのですが
近々、教師の皆さまや支援者の皆さまの
相談窓口もお知らせするつもりで
準備を進めております。
引き続きよろしくお願いいたします💗💗