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音楽家にニュースをオススメしない理由

ニュース

攻撃的な記事ですので、心臓の弱い方はお読みにならないでください。

個人的にニュースは一切観ません、新聞は読みません、ヤフーも閲覧しません・・・・・・つまり、リアルタイムで世の中がどのようになっているかは全く分かりません。

自然と入る

必要な内容は自然と入ってくるものです。知らなくて良い情報が99%で、知るべき情報が1%です。当たり前の情報を知らなくても、他者が当たり前のこととして話しているのを聞いてから知れば十分です。

ニュース漬けになる人

ニュース漬けになっている人は「上空飛行的思考」になっています。つまり世界を傍観者的視点で捉えているのです。

自分が世界という時間の中に存在しているのではなくて、世界が別に存在しているかのように観ているのです。芸能人のスキャンダルや、どこぞの国の事故や、政治家がどうしたこうした・・・自分には全く関係ない世界を観ているのです。

音楽家は

音楽家は時間を操作する職人です。

世界というのは時間でできています。(これ語弊がありますが、分かりやすくするためです)その時間の中で私達は存在しています。生まれてから、死ぬまでが存在している時間です。その時間の断片を私達音楽家は芸術に変える力を持っているのです。「上空飛行的思考」はもったいないです。

インターフェース

私達の身体は世界と自分の精神を繋ぐインターフェースです。それは何と亡く分かるでしょう。私達は目で虹を見ると「7色である」という思い込みを通して、七色を感じるのです。別の国の人は虹を3色と思い込んでいることもあります。インターフェースが異なれば、感じ方も異なるのです。

アナログ→デジタルのA/Dコンバーターが入っていると考えてください。

音楽家のインターフェース

音楽家のインターフェースはさらに逆変換もできます。アナログ→デジタルだけでなく、デジタル→アナログも可能なA/D・D/Aコンバーターが入っているインターフェースと考えてください。他者に与えることもできるからです。

だからニュースを観ない

A/D・D/Aコンバーターが入っているインターフェースを持っているのに、「上空飛行的思考」でニュースばかりを観ているとD/Aの部分が機能しなくなります。だからニュースを観ない方がいいのです。

まとめ

個人的に私達の先入観は時間と共に教育として作り込まれています。知覚の瞬間に自分の意思とは別の先入観が作用するので、純粋に物事を感じることは不可能だとの意見を支持します。

つまりフッサールではなくメルロ=ポンティ支持ということです。

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津本幸司
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