間違い!音楽家のコンプレックスとは
コンプレックス
「私は背が低いのがコンプレックスだ」
「俺はブサイクなのがコンプレックスだ」
このような「コンプレックス」の使い方は間違っています。このような使用方法をするのは日本人だけであり、この使い方をする人は100%英語が話せない人です。
それを証拠に「マザコン」の「マザー・コンプレックス」はどう説明しますか?
できないですよね。
コンプレックスの定義
コンプレックスとは
「欲求や衝動が無意識に混ざった観念の複合体」
です。私は英語で教育を受けたのですが、日本語に翻訳する方法はプロではありませんので、なんとなくのイメージで受け取ってください。ただ、間違ってはいません。
お母さんからの愛がもっと欲しい・・・とか、お母さんが分かってくれない・・・とか、お母さんがムカつく・・・とかが全部無意識で複雑に絡み合ってお母さんに抱く感情がマザー・コンプレックスなのです。ちなみにこんな英語はありません。恥ずかしい和製英語です。
音楽家のコンプレックス対応
これが私の専門分野です。音楽家がどのようになりたいのか、今何をどのように感じているのかというのは、本人しか分かりません・・・いや、どちらかというと本人も分かりません・・・いいえ、本人だからこそ分からないと言った方が正しいかも知れません。そして、頭の良い人ほど自分が何にコンプレックスを抱いているかが分からないのです。なぜならば、頭の良い人が、無意識で、自分の過去の経験や、学習したことや、予測されることを相当複雑に混合して観念を造り上げているからです。
この対処方法はたった一つ。
サルベージです。
サルベージ
サルベージとは座礁している船を救い上げる感じです。
無意識で何を考えているのか、何を怖がっているのかを、とにかく色々話すことで、意識上に引き上げるのです。私のクライアントでも5年かかることがしばしばです。
アホなJDとかは空っぽの頭から一つ救い上げるだけなので、小一時間でサルベージできるのですが、超スーパー・エリートの外科医なんかはサルベージに5年かかります。頭が良いから複雑なんです。ウォーリーを探せという状態です。主婦もちょっと難しいです。私が分からない母性とかが絡み合うので時間がかかります。(でもなんとかなり始めてるのが手に取るように実感できています)
フロイトじゃない
私は大学時代からフロイトばかりやってるように考えられていますが、音楽家コーチングⓇ(商標登録しました)的にはユング派です。つまり、個人的無意識だけでなく集合的無意識にも焦点をあてます。サルベージの手法は同じです。
まとめ
あなたの音楽家としてのコンプレックスは何ですか? 即答できる人はすでに成功している音楽家でしょう。 これを一緒にサルベージしましょう。
公式LINEからたまに個人面談を受け付けていますのでご利用ください。
以下の本も予習にお使いください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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