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<3日目>入院体験20220921⑤【ため息教えていただきました】
注)今回の私個人の入院シリーズは医療従事者の皆様の働き方に敬意を持って発言することを心がけております。疾患・病院・個人を特定したり非難する情報や写真は載せませんので そのあたりコメントでもご配慮いただけると幸いです。
患者さん視点で医療を見て【ため息】を見つけることが出来るまたとない経験ですので楽しみにしております。
【ため息】があったとしてもそれを非難するのではなくどうすれば良いのかという視点で考えていくきっかけになればうれしいです。そのあたりは体験記とは別に後日の投稿に反映できればと考えております。
*院内ではWIFIは使えないので携帯からの投稿ですので短めになると思います。
【痛い】
昨日 術後ベッドに戻ってからやはり痛みが強く一度 肩に筋注してもらいました。
ドラマの俳優のようにまっすぐ上に向いて寝ると腰が痛いし、いつものように横向きに膝抱えるように寝るのも実は無意識に腹筋を使っているようでバランス取るのも難しく バランス崩れると非常に痛いです。寝返りをうつにもベッドの横のバーを掴まなくてはならず、普段腹筋を沢山使っているんだな-と実感しました。今朝からは点滴や尿道カテーテルを抜いどんどん歩きましょうとのことです。
【お腹すいた】
19日の夕食を食べたのを最後に食事を食べていないので21日の昼食まで楽しみでした! お腹すきすぎです。しかし、全粥でさえ半分も食べれませんでした。
退院したら何食べようかと思ったら やはり王将の餃子とチャーハン食べたいです。早速退院後にしたいことの記入をしました
【今日のため息(搬送の方の)】
これは僕のため息ではなく午前中にX線撮影をするために車いすを押してくれた搬送の方のため息でした。
病棟からX線室に降りる時とX線室から病棟に上がるとき、偶然にも同じ方だったのですが その方がお話好きで「すみませんねー、おまたせしてしまって」と言いながら搬送のオペレーションについて教えてくれました。(不正確かもしれませんが その方のお話を再現したものです)
今回はX線室から病棟に帰るときのオペレーション例を書かせて頂きます
・搬送依頼元(今回はX線室)から患者さんの担当病棟に<電話①>
・病棟ナースがそれを受けて搬送部門に<電話②>
・搬送部門が詰め所(2箇所あり)にいる担当者に<依頼③>
という3段階で連絡が来るということです。
電話①
担当病棟に連絡、これは患者さんごとに注意事項があったり、または現在状況を病棟が把握するために必要かもしれませんね。しかし、
【ため息①】 電話の回線数が少なくてつながらないことがあるのでかけ直しのタイムラグがある
【ため息②】病棟が立て込んでいたりすると、搬送部門への連絡が遅れたり、またはそもそも連絡が抜け落ちたりすることがある。
こういったことで搬送部門への連絡が遅れてしまうことがあるとのことです。この女性の搬送の方は しっかり問題の切り分けが出来る お話好きの方でした。
電話②
【ため息③】 これは先程の【ため息①】 と同じで電話の回線数が少なくてつながらないことがあるのでかけ直しのタイムラグがある。
依頼③
【ため息④】搬送の方の詰め所が2箇所あってそこにいる方にお願いするとのことです。その詰め所にいないと頼めないとのことです。しかし、院内には搬送が終わって詰め所に帰る途中の方もおられて その人が行けばいいのにーと思うことがあるのですが その人がどこに今いるか把握できていないとのことです。
今回の私のケースでその方が【大きなため息】をついておられたのは 病棟から私をX線室に送って 詰め所に戻ったら またX線室に行くように言われたらまた同じ患者の僕だったということです。これは珍しいことではなく そのままいておけば良いのにということがあるということでした。
要約すると
A-固定電話(依頼元)から固定電話(病棟)、固定電話(病棟)から固定電話(搬送部門)という2つの連絡が必要で、それぞれタイムラグが発生するということです。それは<場所>や<時間>の同期性が必要な固定電話を使っているからです。
B-詰め所にいる担当の方にしか仕事を伝えれないというのは タクシーが一回配車センターに戻ってお客さんを受けるようなものです。帰り荷便のように途中にいる人が受けたほうが良い場合もある。
昔のタクシー無線は「ABC病院の入口 山本さん どうぞ、、」みたいに一斉に流して 近い人が受ける仕組みですし、いまはタブレットでお客さんの場所が出てきて「いって下さい」みたいな仕組みです。
患者さんの把握のためには病棟までは連絡必要だったとしても、病棟から搬送部門への連絡は部門にだけではなく一斉に搬送の方に場所や時間の同期性が必要ない文字情報で注意事項などを書いてタブレットやスマホに送ったり、搬送の方がBEACON装着したり一斉無線や院内スマホやタブレットを持って近い人が行くようにしておけばかなり負担が減るのでは?とそのお話好きの搬送の方のお話を聞いていて思いました。と思ったらやはりすでにため息解決方法はありました
実際に 疑義照会アプリも薬剤師と医師の時間の同期性を排するために作ったものです。
次のため息は、、、。あっ また新しいため息見つかりましたが 入院して決めたことがあります
【頑張らないことを頑張る】と決めたので 一気に記事を書くのではなくて 2つに分けることにしました。
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