【薬剤師と医師の皆さまへ】疑義照会について
疑義照会のストレスは2種類
診察中にかかってくる疑義照会の電話をストレスに感じる医師の先生は多いかと思います。(しかし、薬剤師さんはもっとストレスなのです)
先生の感じるストレスには2種類あると思います
①「診察中なのに、プンプン!」:診察中にかかってくる不動産や金融商品のセールスがかかってくると「せめて診療時間外にしてよ、医療機関の診察中は多忙なんです。その理解があれば おっ わかってんじゃん じゃあ話を聞こうかとなるのに、診察中にかけてくる時点でその会社はだめだと思ってしまう」とは私も思います。
しかし、疑義照会目的で電話をかけてきた薬剤師さんに対して「診療時間外に電話してこい!」「それくらいわかるだろ!」という先生がまだまだいらっしゃるとのことです。
大切なことはそういう先生が少なくても薬剤師さんが一回そういった経験をしてしまうと医師全体に対してトラウマを感じてしまい疑義照会を遠慮してしまうことで、しっかり対応したいという先生も適時に応えられなくなる悪循環になってしまうことです。
②「うわーっ、薬剤師さんと患者さんが待ってるのにー」:もっと物事をマクロに見て「疾患でご不安な患者さんや、他の患者さんの調剤をしなくてはならない薬剤師さんを待たせることは嫌だ、場合によっては当院の評判も下がって頑張ってくれたスタッフにも申し訳ない」と思える先生に参加していただきたいと思っております。
薬剤師さんのストレスは複数
医師の疑義照会のストレスは
・診察中の中断
くらいですが、それほど頻度が高いわけではありません。
しかし、薬剤師さんのストレスは
・調剤の中断
・日々繰り返される
・医師へのストレス
・複数の疑義照会を同時にできない
・お待ちいただいている患者さんが目の前でストレスを感じているのがわかる
と沢山の要素があります。
こういった心理的なストレスを客観的に数値化することは難しいですが、皆さん仕事で嫌なことがあったりストレス解放の際にお酒や食事に行ったり、いつもは買わないものを買うプチ贅沢をしたりしますよね?
そういった観点で薬剤師さんの疑義照会のストレスを換算するとどれくらいになるかをアンケートをとっておりますのでぜご協力いただけると幸いです。
アンケートはこちら
頻度が少ないのでいつも通り?
医師側から見ると「疑義照会なんて頻度は少ないので今まで通りでいいじゃん!」という先生が多いのは、これまでの営業活動の中で何度も実感したことです。
たとえはわかりにくいかも知れませんが、日々の通勤時と冠婚葬祭時 どちらの方が服装に気を付けますか? 頻度は少なくてもインパクトは冠婚葬祭時のほうが皆から見られているのでしっかりしようご理解なさっているのではないでしょうか?
同じように疑義照会も患者さんや薬剤師さんなどを巻き込んだインパクトの高いものだとご理解をされている先生ぜひご参加いただいて 近隣の薬局様にも参加を依頼いただけると幸いです
参加リンクはこちら
AMAZONショッピングの到着への期待値は?
皆様、近隣の本屋さんで欲しい本を取り寄せすること最近ありますか?まずそんなことはされないと思おます。Amazonで注文して翌日に来るという期待値がデフォルトになっていると思います。つまり時代的に、待ち時間への期待値はどんどん短くなっていると思います。
同じように、オンライン診療、オンライン予約、オンライン服薬指導など医療でもオンライン〇〇というものが普及してきて患者さんの期待値は上がってきております。そういった中で疑義照会だけ従来のままで良いでしょうか?
(再掲)【疑義照会アプリ3rdバージョングループ】調剤企業様や調剤アプリ企業様で作りませんか?
そこで皆さんにお願いしたいです。皆さん、自社の薬歴アプリや処方せんアプリやかかりつけ薬局機能アプリに簡単に疑義照会へのボタンを実装したり、自社にとっての要望機能を出していただいて3rd partyの疑義照会アプリの3rd versionを作っていきませんか?
(再掲)まずは有志の3社を募集です
まずは年明けを目処に有志の3社を目指して募集します。入っていたただいた企業の方々とキックオフをできるように目指します
しかしそれが10社20社になっていればもっと嬉しいです