【2021年版】『Making the Cut season1』エスター・パーバントが気になる‼
勝者ジョニー・コータに続き、優勝者大候補だったエスター・パーバントの現在も気になりますね!
ということで、今回の記事では彼女を追っていきたいと思います!
👇ジョニー・コータの「今」の記事はこちら。
エスターといえば、高い技術力とセンスの良さ、クリエイティビティと遊び心を兼ね備えたバランス感覚のあるデザイナーで、参加デザイナーからも高く評価されていましたね。
モノクロームの強さと上品さが乱立した世界観の強さも魅力的。
Amazonのレビューやコメントを見ただけでも、視聴者のファンも多いことが分かります。
そんなエスターの今を早速見ていきましょう。
Ready-to-wearだけでなく、セミオーダーラインも充実
2004年のブランドスタートから2021年で17周年を迎えたエスターの名前を冠したブランド、『esther perbandt』のコレクションは気になるところですね。
興味深いのが、既成服のラインに加えて、オーダーメイドのコレクションラインも展開されていること。
完全オーダーメイドではなく、ベースのデザインは決まっていて、体に完璧にフィットするようにサイズの調整をしてくれる「セミオーダーメイド」。
オーダーした人のサイズに沿って縫製されるので、自分にぴったりの服を作ることができます。
値段が変動するデザインも。
セミオーダーメイドラインはかなり充実しており、普段着からディナー、ビジネス、レッドカーペット、ウェディングなど、さまざまなオケージョンを意識したデザインがあります。
アイテムによっては、基準価格のみ表示され、製造工程にかかる費用によって、価格が変動するものも。
例えば、こちらのドレスは、1,399€が基準価格で、ドレスが完成した時にそのお値段が分かります。
オーダーする人のプラスアルファのリクエストを実現したり、使用する生地の量などによる、価格の変動を配慮しての取り組みかもしれませんが、縫製者への人件費を正当に支払う仕組みにもなりえます。
さらに、購入が確定してから生産されるので、過剰生産を回避でき、サステナブルで先駆的な仕組みだと思います。
商品とともに記載される魅力的なメッセージ!
ファッションデザイナーとしての彼女を追う上で、知りたいのがどこでどのように製造しているか、ということ。
ファッション業界における大量生産や大量廃棄が問題になっている今、服が作られる工程をどれだけ大切にしているかは欠かせないポイントになっていますね。
彼女の手がけるコレクションは、ほぼすべてがポーランドで製造されているそうです。
オンラインサイトをのぞいて見ると、全ての商品に心温まる説明文が。
ファッションへの愛と、1枚1枚を大切に製造しようとする姿勢を感じられます。
エスターが、ポーランドで製造しているのは、アトリエのあるベルリンよりも物価が低く、人件費を抑える狙いもあるのでしょうが、セミオーダーラインが充実していること、彼女自身が高度な縫製技術を有し、縫製の重要性、その大変さを理解していることを考慮すれば、依頼先の縫製工場や加工場へのリスペクトを持ち、正当な賃金を支払っていることが考えられます。
エスターがヴォーカルを務めたBERLINファッションショー?!
エスターのオリジナリティ・ユニークさが存分に発揮されたコレクションが2014年のBERLINファッションウィークで発表された2015年春夏コレクション。
HPのプロフィールには、エスターが音楽を強く愛し、音楽を創り出すことがとても好きであることが記載されており、そんなエスターならではの演出と言えそう!
HPによると、彼女が音楽の才能を発揮したのはこのファッションショーだけに留まらず、様々な機会で見せてきたそうです。
エスターの音楽活動の今後にも期待大ですね!
HP
『Making the Cut』参加前から、展開しているファッションブランド、『エスター・パーバント』のHPはこちら!
HPにアクセスすると、メーリングリストに登録することで、次回の注文に使える10%オフクーポンのオファーがもらえます。
日本人のファンも多いのか、日本円での価格表記やJCBクレジット決済にも対応しています。
彼女の世界観が好きな方は、要チェックですね!
YouTube
また、彼女は、Instagramに加え、YouTube、Facebookでも発信しています。
YouTubeチャンネルを覗いてみると、10年前から投稿をしているようです。
興味深いのが、現在のコレクションはブラックで統一されていますが、昔のコレクションにはベージュやホワイトなどが今より多用されています。
彼女が頻繁に口にする
という言葉は、ブランドを運営する中で強く確立された信念であると言えそうです。
彼女のデザイン史を振り返りたい方は、ぜひYouTube もチェックしてみてください。
エスターまとめ
◎既製服ラインに加え、セミオーダーメイドラインも展開中。
◎デザイナーだけではなく、パフォーマーや女性司会者として音楽活動に熱中するチャーミングな一面も。
◎ベルリンでエスターとチームメンバーによってデザインされた服はポーランドで大切に縫製されている。
次回はトップ3のサンダー・ボスを取り上げます!
お楽しみに!
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