東京プリズン
知り合いに薦められたので読んでみた。
8割の現実感が2割の妄想でぶち壊れている感じであった。たぶん作者もそんな感じの人間なのだろうと思うと、気の毒になる。
もしかしたら作者のトラウマ解消の為だけの作品かもしれないと思う。
そのあからさまさを消す為に培ってきた文学的なアプローチ。それがあまりにも惨めである。本を通して赤坂真理さんを知ったからこうなっているのかもわからないが、構造主義的に紐解いた方が良いのかもしれないけど。やっぱり、なんか昔いじめられてた友達が頭の中でいじめてきたやつを殺す妄想をして自我を保っているという話をしてきて、まぁ其奴は軽い発達障害なのだが、そいつの話を聞いてるみたいでげんなりした。
赤坂真理さんは友達じゃないのでよく知らないが、強迫性障害みたいな潔癖なところがあって、その為に人間関係がうまくいかないのだが、そのうまくいかない人間関係を妄想で解消してきて、その解消に付き合わされた感じがあって何というか恥ずかしい。