![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49286604/rectangle_large_type_2_e568c7c830747860eb585d1c1b65a3cd.png?width=1200)
必殺技はここぞというときにとっておこう
僕は営業職なので人と話すことは日常茶飯事だ。
働いていれば人と話すことはなかなか避けられないだろう。
そんな時、話しにくい人も少なからずいる。
僕も苦手な人がいる。
そんな人と話すときに実践していることがある。
必殺技と呼べるネタはここぞというときにとっておくことだ。
喋り始めにアイスブレイクのつもりで話すという人もいるだろうが、
僕はそれであまりうまく行ったことがない。
なので、最初から必殺ネタは出さないようにしている。
仮に、そのネタを出すタイミングがなかったとしよう。
それはいいことじゃないか。
そのときは必殺ネタを使わなくても話が成立したということだから。
次回に使えばいい。
次回も、もし必殺を使わなくていいのであれば、また次回にすればいい。
ずっと使わなくても話が続くのであればそれはそれでいいと思う。
なので、いかにどうでもいい会話でも広げることができるか?
ということが大事だと思う。
ただ、商談なんかで話す場合や、目的がある場合は別だ。
その場合は最初から必殺技を出してラッシュする必要もあるだろう。
そんな場合ではなく、ただ雑談をする場合にこれは使うべきだと思う。
どうでもいい話をしているということは、こちらの持っている必殺技以外の話になる可能性が高い。
となれば、そのジャンルで次回も必殺技をストックできるかもしれないからだ。
人に話してもらうのは鉄則だ。
だって、自分が話したら自分が知っていることを話すので、自分はそのことを知っているわけで、知らないことを知る事にはならない。
つまり、相手に喋ってもらうことで、知らないことを聞き出すことができる。
相手に喋ってもらおう。
そして、次回話すときに使えるネタを集めて、必殺技に高めておこう。
次に会った時に想像を超える技を出せば相手はびっくりして喜ぶだろう。
これを続けていき、話の広げ方が身に付いてきたら、自分の話したいことへもっていくこともできると思う。
僕は全然できなかった。
必殺技のポーズを常に取っていて相手にも出すぞってばれている状態。
「あ、その話がしたいのね。」
こんな感じ。
これでは、いかにもあなたのために必死に練習して必殺技身につけてきましたよ
って言ってるようなもんだ。
これは避けたい。
だから、必殺技は出さずに、小攻撃、中攻撃で相手と対峙しよう。
そこで経験値がついたら、そのなんともない攻撃からコンボできる。
そして、全く方向性が違う「出したかった必殺技」を出すことができる。
つまり、小攻撃、中攻撃で、必殺技をまともに受ける体制にもっていくのだ。
実際には、話したい話を無理に出しても、必殺ネタを無理に出しても効果は薄い。だから、どうでもいい話を拾って、広げて、相槌や質問という攻撃を進めて、コンボにして、最後本当に言いたかったことへつなげていくイメージだ。
知らない間に10コンボぐらいして、相手のHPが無くなり、最後必殺技で決める。
これが一番かっこいいし、相手も対応することができない。
だから、必殺技はとっておこう。
ここぞという場面のためにとっておこう。
それまではジャブで牽制して、コンボを作ろう。
最後の最後に必殺技で勝利へと持っていこう。
必殺技の安売りだけは避けようね。