ボールに群がるのは小学生まででいい
僕の小学生の頃はサッカーになれば、ボールに群がってた。
そんなにうまくなかったし、子供はボールを追いかけるのが普通だと思う。
さて、大人はどうだろうか?
いくらサッカーが苦手で、知らなくても、自分のポジションを与えられたら、
そこでの役割をするように動くだろう。
周りを見ずにボールだけを見て動き続けることは少ないだろう。
サッカーではわかるのに、仕事になったらわからない人がいる。
動いているボール=目先のこと と考える。
そう考えるといるであろう。
必死に動くボールを追いかけている社会人が。
本人たちがボールに対して貪欲に、思ったまま動くこと自体はいいと思う。
ただ、全体が見えずに、自分のやるべきことがわからないまま動くことが問題だ。
その時に監督は力を発揮すると思う。
「いなかっぺくん!君はゴールキーパーだろ?なんで攻めてるんだ?」
「いきなり攻められたら大変だから戻りなさい!」
こんな風に全体を見て、適材適所に人を使い。
やるべきことや戦略を実行するために、指示を出す。
ここで仮に、
「おい!いなかっぺ!ボールが転がっているぞ!近いから思えがいけ!」
「ついでだから、そのまま攻めてしまえ!」
「とりあえず点が入ればいいんだから!」
こんな指示を出してしまうようじゃ、残念な監督だ。
僕らは毎日、残念な監督の元で、グラウンドを走らされている。
小太郎くん(僕のメンターTくん)
「僕はディフェンダーなのに、戻らなくていいの?攻められてるよ?」
おこがマシン(会社の後輩Iくん)
「僕はフォワードなのになー、攻めなくていいの?」
しまいには、
監督
「俺いけそうだから、俺がボール持ってゴール決めてやる!」
皆
「監督!それダメだからー!」
監督が選手を差し置いて、簡単に決めれそうな状態の時にだけシュートして、
ゴールを決める。
いつもこんな調子の職場だ。
小学生じゃないんだから、そんなにむやみやたらと走らなくても・・・
むやみやたらと目先のことを追いかけるばっかりじゃ、大きなことや、
先のことを考えれないよ?
ずっとトーナメントを勝ち進んでいくんでしょ?
この試合だけよければいいの?
うちの監督=支店長 は目先のことが成立すればそれでいい。
自分がゴールを決めれればそれでいい。
例え、試合に負けたとしても、自分がゴールを決めれれば「自分はやった」のだ。
例え、部下がボールを追いかけ、走り回って疲れても別に気にしない。
オーナーが、監督のことをどう見ているかだけが心配なのだ。
とにかく、目先にボールがあれば、それを静観することができない。
うちの監督は、猫かっ!
猫じゃらしあげてみよ!