#502 ”いつかできる”はいつまでもやって来ない
こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。
今日も思いつくままに書いていきたいと思います。
本日のテーマは「いつかできるはいつまでもやって来ない」です。
先日、若手スタッフと患者さんの今後のついて話していた時のことです。
「目標って難しいですよね、うまく立てれないんです」
という話になりました。
僕自身はこの会話で違和感を覚えたのですが、その理由は、
「難しい」という状況がどれくらいの期間続いているのか?
ということに疑問を持ったからです。
もし、現時点で感じたのであれば、そこは改善すれば良い話です。
でも、もしその悩みをずっと持っていたとしたら・・・
自己紹介とお知らせ
某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。
読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。
以下お知らせ。
◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました。
ホームページが公開されましたのでよかったら。
学会は2025年2月23日(日)です。みなさんぜひご参加ください!
◾️湘南OT交流会
本年度の研修も始まっています!年間で申し込みいただければ45%OFFと破格です。今までの分もアーカイブで確認できますので、ぜひご参加ください。
次回は9月21日 20:00〜勉強会「作業療法実践 のための介入」です。
◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
立ち上がった勉強会「居酒屋 海の家」で、9月28日 21:00〜 Xスペースで雑談会
を行いますので、ぜひお聞きください!
それでは続きをどうぞ。
いつかできる
ずっと悩んだままだった場合、その悩みはどのように消化されているんでしょうか?
「いつかできるようになる」
そう言って、今の現状の問題を先送りしている可能性がありますよね。
確かに時間が経てば経験と共にできるようになるかもしれません。
でも、そこで向き合わなかった場合、
その問題はいつまで経ってもできるようにならないかもしれません。
「いつかできる」
は、現状の自分が前進しようとしている人にとって成立する言葉であって、
何も前進しようとせずにそこに止まっている人に、その「いつか」はやって来ない可能性のほうが高いと思います。
「いつかできる」
は未来を保証する言葉ではないです。
課題と向き合ったことのある人にだけ与えられるチャンスなんです。
できる・できない ではない
課題と向き合うときに大事なことを一つ。
それは、できる・できないで行動の理由を判断しないということです。
「自分にはまだその実力がないからやらない」
という思考パターンになると、それっていつまでも実力がつくことはないですよね。
人間は経験から学び成長することができます。
この経験さえも逃してしまっていては、成長する伸び代が小さくなることは間違い無いでしょう。
行動の理由は「できる・できない」では無いです。
今の自分なりにどこまで向き合うか?が大事なんです。
「行動しない」という選択肢を捨てるために、「行動するための理由」を作ることが大事です。
成功や失敗を恐れても何も始まりません。
「どこまで進むことができるか?」
この思考パターンを忘れないように挑んでいけば、いつかは道が切り開けるはずです。
前進しましょう。
今日は以上になります。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。