自分たちの絶対的価値
子ども達は、未だ、この世の方便としての価値尺度による評価選別にどっぷりとはさらされてはいない。このため、自分たちが絶対価値そのものの存在であることを忘れていない。というか、体感的に、自分たちには絶対的に価値があるとしか考えていない。このため、子ども達はとてもとても幸せである。
しかし、成長するにつれて現実世界の方便としての価値尺度で評価され続けると、絶対価値そのものである自己や他者の存在を有限の仮の物差しで計るようになる。すると、自己の価値や他者の価値に疑念を抱くようになり