鉄家具と暮らす POCHIと暮らす
こんにちは。
当店のテーマは「鉄家具と暮らす」ですが、実際に暮らしに鉄家具を取り入れるとどんな感じなのでしょう?
わたし自身もとても興味があるので、「鉄家具と暮らす」を実践している方に、どんな暮らしをしているか伺ってレポートする企画を始めたいと思います。
(不定期につづけられたらと思っています。)
第1回目は、平田建設の平田さんにお話を伺いました。
平田さんはお家を建てられてちょうど1年ほど。
平田さんご夫婦と息子さんの3人暮らし。
建設会社の社長さんご夫婦(今回お話を伺ったのは奥様)ということもあり、モデルハウス兼ご自宅として暮らしていらっしゃいます。
いろいろな鉄家具を取り入れていただいていますが、今回はサイドテーブルやスツールとして使える鉄のバスケット、POCHI(商品名です。)を中心に暮らしについてお話してもらいました。
購入のきっかけは
POCHIは2023年1月に発売したばかり。
予約販売がスタートしたころから気にかけていただき、何度かお店にも見に来てくださいました。
当店のInstagramやTwitterで紹介されているのを見て、ちょうどサイドテーブルを探していたこともあり、気になったそうです。
POCHIより一回り大きなJOHNという商品も同時に発売され、どちらにするか迷われる方もたくさんいらっしゃいます。
平田さんもどちらにするか迷ったそうですが、何が決め手になったのか聞いてみると…
平田さんのお宅には大きなL字のソファがありますが、センターテーブルはありません。最初は置く方向で検討していたそうですが、テーブルを置くと導線を遮ってしまいます。
ソファに座ってテーブルを使うときは食事をしたり書き物をしたりするのではなく、飲み物やちょっとしたおやつなどが置ければいい…そうなると大きなセンターテーブルは不要と判断したそうです。
カップとおやつが置けて、移動が簡単にできるテーブルという面でPOCHIが候補にあがりました。
・カップとおやつが置ける広さがあればいい
・使うときに座る場所の傍に気軽に移動させたい
・使わないときはソファの横のほうに避けて置く
などの使い方を考えると大きなJOHNよりPOCHIのほうが適しているということでPOCHIに決定したそうです。
どちらにするか迷っているという方は、どこに置いてどんな使い方をしたいかを考えてみると良さそうですね。
POCHIをどんなふうに使っていますか
POCHIは4本足の鉄のバスケット。簡単に蓋が外れて中に物を入れることができます。
座る・乗せる・入れる の機能を兼ね備えていますが、平田さんは主に「入れる」「乗せる」の機能を活用されています。
お部屋に置いてあるのをぱっと見たときは「ブランケット」を入れてあるな…という印象でしたが、ブランケットに隠れて驚くべきものが収納されていました。
なんと鉄アレイです。
毎日ご主人が筋トレで使う鉄アレイ。
確かに鉄アレイってリビングの目立つところに置きたい見た目ではないですよね。特に平田家のリビングはすっきりと整頓されているので、鉄アレイがどどんっと置かれていると違和感があります。
でも毎日リビングで筋トレをするとなると、できるだけ使いやすい場所に置きたくなります。
そこでPOCHIの出番です。
蓋が簡単に外れるので出し入れしやすいし、人が座っても平気なくらい作りがしっかりしているので重い鉄アレイを入れてもビクともしません。
予想外の使い方!
わたしもスタッフさんも目からうろこでした。
使う方の暮らしに合わせて家具の使い方いろいろ、楽しいですね。
(みなさんもどんな使い方をしているか教えてくださいね。)
POCHIのある暮らし、どうですか
平田家には2匹のねこさんがいます。
最初は、POCHIのかごの部分にねこさん入るかな~なんて話していましたが、残念ながら(?)ねこさんは入らなかったそうです。笑
手芸や編み物が趣味の平田さん、編みかけの編み物を入れたらちょうどいいのでは?と入れて置いたところ、ねこちゃんが格子の隙間から手を入れて遊んでぐちゃぐちゃに…なんてこともあったそうです。
そんな愉快なエピソードも楽しそうに語っていただきました。
サイドテーブルとして、ソファに座った時に好きな場所に気軽に移動できるのはとても便利とのこと。
しっかりとした重みがあるので、倒れることもなく、ねこちゃんがいても安心して使っていただけているようです。
ただ、天板はさっそく爪でガリっとやられちゃったとか。
鉄家具の魅力教えてください
とてもすっきりとシンプルにまとめられている平田家。
モデルハウスとしての来客も多いのでいつも整理整頓しておかないといけなくて大変そう…と思ってしまうのですが、すっきり見えるようにするコツがあるようです。
まず、余計なものを置かないこと。そして物を増やさないこと。
実は新築されたばかりの1年前にもお家を見せていただいたのですが、その時から物が増えたという印象がありません。
最初にお家を建てる時に「できるだけ物を増やさない」と決めて、必要以上に置かないようにしているそうです。
購入するときもかなり厳選されている様子。
さらに、家具やインテリアに使う色は5色までと決めることで統一感が生まれ、自然にすっきりと見えるようになるそうです。
家電なども黒で統一されて存在感があまりありません。
「好みで選ぶならもっと明るい色が好きとかあるけれど、好みよりも空間になじむかどうかを優先させているので、必ずしも好みの形や色のものを選択しているわけではないんです。」と平田さん。
物が増えたり色が増えたりすると、整理整頓されているように見せるのが難しいので、「楽」してきれいに見せるために、好みよりも統一感などを優先させているそうです。
鉄家具は線が細いため圧迫感がなく、お部屋がすっきりして見えるので取り入れやすくて重宝しているそうです。
POCHIのほかにもダイニングチェアやキャットタワー、傘かけやWall Decoなどを使っていただいています。
小さな鉄製オブジェなども何点か置いていただいて、木と白色が基調のインテリアのなかで、鉄の細いラインが空間を引き締める役割を担っているようにも見えます。上手に取り入れていただいてうれしい限りです。
また、鉄家具は壊れにくく、長く使えるのも魅力と感じていただいています。
導入するときに多少値は張るものの、「長く使えるものは結局長い目でみたらコストパフォーマンスが良いから」と語っていただきました。
長く使うことで愛着も沸いて大切に使うようになるので、家具は長く使えるものを選ぶのがいいと考えているそうです。
家具を選ぶポイントや、購入するお店の選び方、教えてください
平田さんは家具や雑貨などをオンラインで購入することも、実際にお店を訪れて選ぶこともあるそう。
悩んだときは「プロに相談する」のもおすすめとのこと。
販売されている方や作り手にお話を聞くことで、知らなかった魅力を知ることができたり、使い方のアドバイスをもらえたりするそう。
どんなのを買っていいかわからないと思ったら、買うかどうかは別にして、まずはお店やショールームなどに訪れてみるのもよいそうですよ。
(鉄家具のショールームにも気軽にお越しくださいね。)
テツクリテにも何度もお越しいただいていますが、まずはSNSで気になる商品をチェックして、それから実際にお店でご覧いただき、わたしたちスタッフともいろいろお話をして(商品のことに限らず、最近の住宅の動向やおいしい食べ物の話など、いろいろ)じっくりと吟味して購入に至っています。
家は愛着がなくなると荒れる(!)そう。
愛着を持てる家具を長く使うと家にも愛着がわいて、暮らしが楽しくなると考えているそうです。
暮らしで大事にしていることはありますか
平田さんのお家のテーマは「楽楽楽の家」
「楽する」「楽しむ」「楽になる」をコンセプトに間取りやインテリアなどを決めていったそう。
お家のあちこちに「楽」であるための工夫が詰め込まれていました。
テーマがしっかり決まっているからこそ、家具選びも迷いなく決められている印象です。
そんな素敵なテーマのお家に鉄家具を取り入れていただいて嬉しく思います。
お家を建てるとき、家具を選ぶとき、どんな暮らしをしたいのかテーマをきめてみると良さそうですね。
平田さん、楽しいお話をありがとうございました。
今回お話を伺った平田建設さんのサイトはこちら。
新築だけでなくリフォームもたくさん手掛けていらっしゃるので、気軽に相談してみてくださいね。
サイドテーブルやスツール、もの入れとしても使えるPOCHI
それでは、また。
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*岐阜県関市で自社製品の鉄製家具・雑貨を販売しているお店「テツクリテ」のスタッフのnoteです。商品のことや日常のこと、工場のことなどを気の向くままに綴っています。
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