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塾講師からプロ家庭教師へ転職(独立)をお考えの方へ

こんにちは、中学受験鉄人会 代表の長浜亮です!
今回は塾講師からプロ家庭教師への転職(実質的には独立ですね)についてお話したいと思います。と言いますのは、塾講師からプロ家庭教師への転職は現実的でスムーズなのに案外知られていないからです。

◆塾講師からプロ家庭教師への転職はスムーズ。

なぜスムーズかと言うと、塾では「塾講師35歳定年説」という言葉があるくらい若め(20代から30代前半)くらいまでが重宝されるのに対して、プロ家庭教師はある程度の経験を積んだ年齢(30代中ごろから50代)が求めらるからです。つまり、35歳くらいまでは塾で経験を積み専門領域をしっかりと作り、そろそろ学生講師と混じって授業をするのがしんどくなってきた頃に、プロ家庭教師としてデビューすると、派遣会社にとっては即戦力ですし、ご家庭からしても経験豊富な頼りがいのある先生ということで、すぐに生徒を紹介できるのでスムーズに転職がしやすく、収入のブランクも生まれにくいからです。

◆最初の1年は掛け持ちがベスト。

もっともお薦めなのは、最初の1年は塾講師とプロ家庭教師を掛け持ちすることです。
理由は2つあります。

1つ目は、向き不向きを判断するためです。

塾講師とプロ家庭教師は組織人から一匹狼へと仕事環境がガラリと変わります。まず、職場がホーム(教室)からアウェイ(ご家庭)へと変わります。塾では同僚や上司に相談できたことも、アウェイの現場で一人で判断して仕事を進めることになります(もちろん私たちがフォローしますが)。また、プロ家庭教師が受ける成績アップのプレッシャーは塾講師の比ではありません。さらに、物理的にも毎日違うご家庭に1日2件(土日は3件から多い場合は5件のことも)移動して伺うので、そういった仕事スタイルに自分が向いているかどうか確かめた方が安全だからです。
(ここまで、いろいろ脅かしてしまったかもしれませんが、雑務をせずに、教えることに専念でき、かつ組織に縛られないプロ家庭教師は素晴らしい職業だと思っています。)

2つ目は、収入を安定させる為です。
先ほど「収入のブランクが生まれにくい」と申し上げましたが、家庭教師の仕事は生徒との巡り合わせがあるので一気に指導枠が埋まっていくわけではなく徐々に埋まっていきます。また、派遣会社も即戦力とはいえ、初めての先生にいきなりたくさんの生徒を持たせて突然辞めてしまったらどうしよう、とか、あちこちでトラブルを起こしたらどうしよう、などと不安がありますので、最初の1年(あるいは半年くらい)は、週に2から3回くらい家庭教師をしながら、派遣会社との関係も育てていき、学年替わり(中学受験で言えば2月)に、塾を辞めて、一気に家庭教師で枠を埋めるというのが、お薦めの方法です。

◆自分のプロ家庭教師としての価値を知ることが第一歩。

とは言え、まずはプロ家庭教師になったら塾講師と比較して稼げるのかが大切だと思いますので、何はともあれ、現在の自分のキャリアだとプロ家庭教師の時給にしていくらくらいなのかを知ることから始めましょう。弊社の「プロ家庭教師としての時給一発診断!」をぜひご活用ください!ご相談もご遠慮なく!
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