コルクラボの講義を覗き見て漫画をカイゼンする
毎日運動、始めました。
こんにちは、水谷です。
後ろの方に漫画があります。
目次から「ファーストテイク」「リテイク」の二つが漫画ですのでそれを読んだ感想だけでも頂けると嬉しいです。
いつも文が長すぎることを反省して短く編集したよ!(それでも長い)
******
最近自治体で開放している無料トレーニングルームを使い始めました。ランニングマシーンで30分身体を動かし、ストレッチをじっくり15分。
その後、電子治療器なる椅子で20分クールダウンしてくるという流れ。
ハードすぎないので続けやすくていい感じです。
でっ、YouTubeを見始めました。
私自身、動画をただ見るというのが非常に体質に合わず、落ち着いて観てられないのです。何かもう落ち着かなくて、じっとしてられなくなっちゃう。なのでyoutubeというものにあまり興味がありませんでした。
でも走っているときはどちらかというと「走る」ことがメインでyoutubeが「ついで」になります。そうすると案外見る事が出来るという発見。
せっかく見るなら勉強になるやつを見ようと(真面目)思いまして、漫画の勉強になるであろう佐渡島さんのyoutubeを流すことに。
コルクラボ漫画専科
この佐渡島さんと言う方、名前だけはよく聞いておりまして。
どこでよく聞くかといえばネット上で漫画を描いているとしばしば遭遇する「コルクラボ漫画専科」をやっている方なのですよね。
そして漫画を描く人のハッシュタグ #コルクラボマンガ専科 の文字の多さよ。いいねを多く集めている漫画を描いてる人のあちらこちらにこの文字が見え隠れ。
そしてその「コルク生」同士の仲の良さ。
漫画を描く作業はどうしても孤独になりがちなので、一緒に頑張れる人がいるってほんとにでかい。羨ましい。
「子育て中でも頑張れました」みたいな卒業生の書き込みもありましたが、受講内容を見てみると我が家にその時間を捻出することはかなり、かーなーり難しい。子どもを見て貰っていない限りは参加出来そうにないけど、夫がいない時間帯が多い…。コロナで実家も頼れない我が家にはかなり厳しい条件でした。
何より私はzoomが本当に心底苦手です。
あの、画面いっぱいに映し出される色んな人の顔。
そしてそこに混じる自分の顔。
自分がどんな顔をしているか?相手にどう思われているか?
沢山の目線が全て私を見ている気がする。
そんな状態なので常に緊張状態になり対話が全く頭に入ってきません。
顔出しNGにして音声だけで参加すればかろうじて頑張れますが、顔出ししてねみたいなことも書いています。確かに相手の顔が見えた方が相手としてはやりやすいですしねぇ。表情見えてるか見えてないかで全然お互いの印象も違いますしねぇ。
さらに前述した通り、動画にだけ集中出来ない私はすぐ気が散ってしまう…
zoomコミュ障で子どもがいる私にはここに参加することは困難か…
何だかんだ、スゴイ人が多いですコルクラボ。
Twitterで面白い漫画に遭遇すればその人は大抵コルクラボ。
「お前もかーー!!」ってなるほど、プロフィール見に行くとオモシロイ漫画描いてる人はコルクラボ。
公募の賞を取った人を見ればそれまたコルクラボ。
(そろそろゲシュタルト崩壊)
youtubeを見てみる
ランニングしている傍らで、耳だけ佐渡島チャンネル。
色々聞いていたら、なんと。
「コルクラボの講義」が普通にyoutubeに上げられているーーーー!!
これを表に出しても大丈夫ということは、その後のフィードバックや仲間との情報交換、そしてやっぱりコルクとの繋がりに、会費や競争率の価値があるということなのでしょうが。
活かせれば強い情報がある可能性のあるラボの講義を、聞いて見ようじゃありませんか。
…おおおお。なるほど、そうなのか。
漫画にパターンがあるとか、あまり考えた事がなくて。
でも言われてみればそうだなとか色々と。
これ、無料公開していいのかな?と思うほど有意義な動画でした。
とりあえず興味の沸いた方は見てみてほしいっす。
私のフォロワーさんは基本漫画描く人よりは発達界隈の人が多いのであまり興味無いと思いますが…。
最近そこに気が付いたので(遅い)漫画専用アカウントも作りました。
登校拒否とかのことをツイートするといいねが付きやすいアカウントで、漫画の事を必死で発信しても結構無駄だったよね…。
(私の漫画好きな人フォローしてくれたら嬉しい)
仕事探しはスタンバイ
「 #仕事探しはスタンバイ 」の漫画賞。
月1でテーマが変わるので、毎月1本は参加してみようと思っています。
今月はすでに1本上げているのですが、その話を上げた後からこの佐渡島チャンネルを見始めまして。
ランニングしながらyoutubeを聞く。
ストレッチしながらyoutubeを聞く。
そして20分電子治療器に座っている間は、電子機器をいじらない方がいい気がするのでスマホには触れずそのまま瞑想。
その瞑想中で、youtubeの内容を頭に浮かべつつ、漫画の事を考えたりしています。
ファーストテイク
こちらが今月のテーマ
「仕事で自分を変えたひとこと」で最初に上げた漫画です。
この話は、うちの娘が大好きなお蕎麦屋さんとのエピソードを基にして作ったものです。
緊急事態宣言が最初に出たとき。外食も控えていたので大好きなお蕎麦屋さんの出前を取りました。そのとき、下げたお皿に娘が手紙を付けたんです。
そして緊急事態宣言が明けてお店に行ったとき「あのときお手紙ありがとう、お店の人みんなで回して読んだのよ」ととても嬉しそうにお蕎麦屋の奥さんに言われたこと。それが私も娘も、とても嬉しかった。
緊急事態宣言でお店に人が来なくなって色々不安だったところに、あの手紙があったことでもしかしてこんなドラマがあったかもしれないなぁなんて考えて描いてみた作品です。
ですが、なんかこう、グッと来ないなぁと思っていた私です。
でもどこをどうすればグッと来るかもわからない。
実際グッと来ないだけあって、ツイートのイイネも今までで一番伸びません。うむむ。いい話だと思うのだが、やはりグッとこないからな…。
youtubeを聞いた頭で電子治療機に座り、目を閉じてアップした漫画を頭に思い浮かべます。
情感が伝わる描写。感情や表情。構図に展開、モノローグの使い方。
おじさんの思いは?
うーん、うーん。
なんか色々、変えたくなってきたぞ。
リテイク
修正入れた作品がこちらです。
話の大筋は変えず、表現とか言い回しとかだけ変えていますが全然印象が違うと思う。
…なんかよくなった気がするーーーー!!
変えるときにこだわったところ
・最後のページが電話で終わるのって何なん
・おじさんの顔が最後に無いのが気になる
(最初は渋々出前行ってたけど最後は笑っててほしかったなぁ)
・「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」のやり取りがなくなったのが寂しいと思っていることを、最初は「読み手の想像にお任せ」にしていたけれどモノローグとかコマ増やしたりして少し解説
・カツ丼が好きな男の子の表情をしっかり描きたかった
・回想で「ごっそさーん」だったのを親子の「ごちしょしゃま」に変えることで回想シーンと現実での物語全体の統一を図る
・最終ページ見せコマを子どものお手紙にしてたけど、最後におじさんが笑顔で出前に行く事の方が一番大事じゃない?と思った
そのあたりでしょうか。
漫画の表現って本当に多岐にわたるというか、ひとつのお話でもどんな伝え方するかでだいぶ印象が変わるなぁとしみじみ感じた次第です。