Photo by feelingfree 自分のつかい方note*世界とわたし⑵* 11 Lesson room てとは/アレクサンダー・テクニーク 2023年10月20日 07:41 ・前回のつづきmemo もう少し深入り〜 妻を帽子とまちがえた男 (ハヤカワ文庫 NF 353) www.amazon.co.jp 1,056円 (2023年10月19日 20:40時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する シェリントンが「人間にそなわるかくれた感覚」と呼んだ六番目の感覚にかんしては、ぴったりの表現である。六番目の感覚とは、からだの可動部(筋肉、腱、関節)から伝えられる。連続的ではあるが意識されない感覚の流れのことである。からだの位置、緊張、動きが、この六番目の感覚によってたえず感知され修正されるのである。しかし、それは無意識のうちに自動的におこなわれるので、われわれは気づかないでいる。他の感覚(五感)の存在は誰の目にもはっきりとわかる。だが六番目のかくれた感覚については、誰かがそれを発見しなくてはならなかった。一八九〇年代にそれを発見したのがシェリントンである。彼はそれを「外界感覚」と「内界感覚」から区別するために「固有感覚」と名づけた。この命名にはもうひとつ理由がある。自分が自分であるという感覚(自己のアイデンティティ)には欠かせないものだからである。「固有感覚」があるからこそ、からだが自分固有のもの、自分のものであると感じられるのだ(シェリントン、一九〇六、一九四〇)。われわれにとって、からだをコントロールすること、自分のからだとしてそれを動かすことほど、基本的で大切なことはない。だがそれは、ひとりでにできる珍しくもないことなので、われわれはそれについて考えてみることなどしない。「妻を帽子とまちがえた男」オリヴァー・サックス著より一部引用長くなりました…^^;アレクサンダー・テクニークでは・心身の余分な力(筋肉の収縮)に気づき、それをやめていく。・(からだのいきたい)方向性をくり返し思う(thinking)ことを学習していきます。筋感覚を扱うことで「固有感覚」が活性化します。(*筋感覚は「固有感覚」の一部)自分で自分のジャマをしないわたしたちが努められることはそれだけ。2023/10/20/mayumi@kyotoひつようなひとにもとどきますように :)) ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #五感 #アレクサンダー・テクニーク #固有感覚 #自分への気づき #筋感覚 #世界とわたし #シェリントン 11