みんなの練習帳*手をおく*
・今回のmemo
そのひと全体から〜
今ここを活きる。
アレクサンダー・テクニーク
(自分の使い方)からの学び
を共有したく、綴っています。
アレクサンダー・テクニークの教師が
相手(生徒)に手をおく(ハンズ・オン)のは
手を通して〜
メッセージを伝えたり
情報を受けとるためです。
いわゆる非言語コミュニケーションです。
治療でも施術でもありません。
教師は、手を通して〜
プライマリーコントロール
(初源的協調作用)からの動きを伝えて
相手(生徒)と共鳴し、引き出していきます。
そう。元々、皆に備わっているものです。
手で何かをしたり、変えようとはしません。手をおいて、伝えたり受けとったりします。
“ことば”では伝えられないことを
手をおいて、伝えていきます〜
つい、手は何かをしよう(doing)としますが
アレクサンダー・テクニークのレッスンでは
「何もしない(non-doing)手」です。
わたしはそのような“手”に慣れていない頃は
“トクベツな手”と思っていました。
触れられるときも触れるときも。
手をおくだけで、
わたしも相手も変わっていく〜
でも、そうではなくて
本当は手をおかなくとも
相手と共鳴すると
動きは起こっていくもの
なんだと今は思っています。
ただ、わたしはまだまだ
手をおく(ハンズ・オン)ことに
慣れていないので
ついつい余分な力みが入ってしまう〜
日々、精進(トレーニング)です。
2023/4/28/mayumi@kyoto
ひつようなひとにもとどきますように :))