*Reading&following*
・前回のつづき
付け加えて、
エチュード(練習曲のようなもの)で
実験をしました。
二人一組でペアになって
(同期ではなく、先輩のトレーニー生・卒業生と組んで)片方がリーダー、片方がフォロアーになります。
リーダーはフォロワーの後ろで、背中に手を置いて、行く先をリードします。
フォロワーはリーダーの手から入る
情報を受けとりながら、前や後ろへ進んだり、止まったり、右へ左へといきます。
(たまにしゃがんだり)
わたしは卒業生のベンさん(愛称)と組みました。まず、わたしがリーダーになり、ベンさんの背中に手を触れて、リードしました。前に進んだり止まったり、後ろに進んだりと。
わたしは右へ左へ進んだり、しゃがんだりをフォロワーにーリードするとき、自然と(無意識)右手・左手・両手を替えていました。
交代して、フォロワーも体験しました。
おわって、お互いにフィードバックをしました。わたしは「いつもですが、リーダーよりフォロワーがらくでした。リーダーの時は、自然と手を替えていました。」
ベンさんからのフィードバックは
「(わたしが)手を替えられるときに、情報が途切れて、少し不安になる瞬間がありました」といいました。
へえ〜そういうつもりはなくとも、
相手(ベンさん)にはそう感じられたんだな!
最後に皆さんフィードバックをシェアする時にもそのことを話しました。
みどりさん(先生)は
「右手・左手・両手と手を替えて、手で合図するものではありません。手はそのままで
“思う“ことで相手にそれが伝わります。」
といいました。
ああ、そうかあ〜
わたしは手で合図していたのかも!
でも「思う」ことで「相手に伝える」って
どーゆうこと???
頭(思考)では、手を通して
自分の情報(質)を相手に伝える
と思っていたけど、体験として腑に落ちてなかったんだなあ。
わたしにとって
あらたな疑問と探求が浮かび上がりました。
ベンさんは
「手がハナれるから情報が途切れるというより、手が触れたままでも情報は途切れることがあります。」
と付け加えて
フィードバックが深まりました。
ーつづくー
2024/5/10/mayumi@kyoto