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iPadを買うときに考えること
こんにちは
ガジェット好きの中でも評価が分かれることがあるiPadだが、それは相性、使い方の問題なのである。しっかり目的を定めて、適切なスペックのモデルを選んで購入すれば人生が豊かになるデバイスなのである。
iPadを役立てるために
なんとなくで購入して、動画見る専用になっていたり、使わなくなって文鎮化している話をたまに聞くが、そうなってしまうのも仕方がない。iPadはスマホとパソコンの中間的立ち位置であり、そこにうまくはまらなかった場合用途が見つから無くなってしまうのだ。
そうなる原因は明確な目的、もしくは使いこなす意志がない部分が大きいと私は考える。
ここを定めることにより、iPadは極めて魅力的なデバイスに見えてくることだろう。
目的の一例
・勉強
iPadを勉強目的にする人はかなり多い。理由としては、どこでも快適な勉強環境を展開できるということや、Apple pencilの存在が挙げられる。デジタイザーペンを除けばここまで快適に文字入力を行えるペンはなかなか存在しない。最近では直感的な操作に対応したApple pencil Proも発売され、手書きデバイスとしてiPadとApple Pencilの組み合わせはかなり快適である。
・クリエイティブ
iPadはパソコンにない携帯性とスマホにはない大きさ、操作性の良さを持っているため、画像編集や動画編集、作品制作に使用している人も多い。特にM4iPad Proなどはパソコンに匹敵するほど高い性能を持っているため、様々なクリエイティブ作業をこなすことができる。あまりに性能が高いため極めて重い作業をしない限り性能不足になることはまずない。
そのほかにも人によっていろいろな使い道があるだろう。このような用途を一つでも決めておくと、iPadを輝かせることができる。
最適スペックという概念
iPadにおいて、とりあえず最高スペックを買っておくというのはお金の無駄になりかねない。iPadは基本、最低クラスでもスペックが高く、その上でスペックを盛っても体感上の快適性の上げ幅は大きくない(重量級作業をする人を除く)。
利用用途に応じて、最適なスペックのiPadを選択し購入することが大事である。
おすすめiPad
・多くの人にとって快適に使えるiPad Air第5世代
M1チップを搭載し、ステージマネージャーにも対応したiPad Air第5世代は、ヘビー級の作業をする人、本格的に絵を描きたい人など以外には十分なスペックである。Apple Pencil第2世代対応だが、この世代はサードパーティ製のペンシルも多くお安く済ませることができる。
ストレージは256GBを選択してもいいかもしれない。
・とにかく安く済ませたい人はiPad第9世代
2021年の製品だが、整備済み品などを狙えば4万円台前半で購入することができる。昔ながらの見た目で、充電端子もライトニングだがその分現状のiPadラインナップと比較してはるかに安く、十分なスペックを持っている。チップはA13で、軽めの動画編集などを含む日常用途ではなんの不満もないレベルで動作する。あと2年くらいすると流石に型落ち感が出てくるので、買うなら今のうちだろう。
ちなみに第10世代も出ているがあれは価格の割に中途半端な作りなので価格重視なら第9世代、スペック重視ならAirを買うといいだろう。
・プロユースのスペックを、お手軽な価格で M2iPad Pro
現行のiPad Airにも採用されているM2チップを搭載し、ハードユースにも耐える性能を持つ。お手軽価格とはいうものの12万円台以上はしてしまうためお財布との相談は必須だ。
Proなので120Hz駆動のヌルヌルディスプレイやクアッドスピーカー、もりもりカメラユニットなど様々な作業を快適化する機能があり文句のつけどころはあまりないが、最新のM4iPad Proと比べると重さなどの面で劣るが特筆には値しないだろう。
・ガチプロ、マニア、クリエイター向けのiPadの頂点 M4iPad Pro
これはもはやiPad愛好家やクリエイター、本格作業向けであろう。通常使用にはオーバースペックすぎるためとりあえず買うiPadとしては最もおすすめしない。ストレージなどをを盛れば余裕でハイスペックPCが買える値段になるため慎重に現状と目的を整理し、必要性を最大限まで考慮し判断するべきだろう。iPad収集をしている愛好家や元々プロユースをしている人はその限りではないが。
11インチと13インチの違いに関しては、自分の使用用途と環境、好みに合わせて選択すれば良い。特に持ち運ぶかどうか、大画面を必要とする作業をするかどうかが判断基準になりうるだろう。
まとめ
iPadは目的を定めて最適スペックを選べば最低限の投資で最大限のリターンを得ることができるだろう。特に気にせず買って自由に使いこなして活かせる人もいるにはいるが、稀なので多くの人は目的、環境別にしっかり選んで購入するのが吉だろう。
ここまで色々言っておいてあれだが、iPadは楽しくテンションが上がるプロダクトなのでぜひ一度手に取ってもらいたいというのが正直なところだ。