周りに愛を与えられる自分になりたい。
私が愛してやまないB'zの25thシングル『HOME』から。
この歌詞の一文はイントロ部分で、アコーディオンの音色とともに、いきなりこのフレーズが歌われる。
この曲がリリースされた1998年、私は大学生だった。自分の居場所がわからなくて、もがきまくっていた時期。
就活はマスコミ志望だったけど全落ち。とにかく実家を出たくて、ひとり暮らしができるならどこでもいいや!と、まったく興味のない会社に就職を決めた頃・・・。
我ながら、なかなかの暗黒時代でした(笑)
そんなときにね、ガツーンとね、言われたわけです。
『愛されるばかりが能じゃないよ!』って。
あー、そうだ。
私、自分のことしか考えてなかった。
とにかく自己中で、なんで世界は自分の思い通りにならないんだろうって思ってた。
すべての人が敵に見えた。
そのくせ、承認欲求だけは人一倍強くて。
当然、こんなんじゃ、周りの人ともうまくいかんわな。陰口を叩かれたりもしました。
この世は、ギブアンドテイクで成り立ってる。
自分だけ愛を受け取ろうなんて、虫のいい話。まずは自分が愛さないと。与えないと。
見返りを求めず、何かを与えられるようになってはじめて、自分も無償の愛を手に入れられるんだろうな。
私はまだその領域に達していないので、この歌を聴くと、いまだに胸がチクッと痛むのです。
上▲1998年当時のMV
下▼2020年コロナ禍において、それぞれの自宅スタジオで演奏されたセッション
過去のことを思い返すと、黒いことしか浮かんでこないのだけど(笑)
安心してください、いまの私はしあわせです。
最後に、最近激しく共感したツイートをどうぞ!
ではでは、またー!
■この記事は、ことばと広告さんのメンバーシップ『書く部』のお題に沿って書きました。
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