私がマーケティングについて発信を始めた理由
ごあいさつ
初めまして。私は7歳と5歳の子供たちを育てながら、現役作家として日々制作に励んでおります。
本日は、私がマーケティングについて発信している理由について書こうと思います。
私が作っているもの
私はブライダルグッズをオーダーメイドで販売しております。
品物としては従来、伝統的なもので工芸品に分類されるようなものです。それを現代のブライダルグッズとして扱う例はあるのですが、中でも私のものは斬新だったようです。
起業し、無料集客に成功
2012年、アメブロで起業しました。
アメブロだけで十分に集客出来ていましたが、3年目でInstagramを始めてからは更に集客力が上がりました。
子育てもあり、他にも自宅ネイルサロンをしていたのですが、そちらは鳴かず飛ばず。(サロンと作家業、二足の草鞋で起業したのです)
ですがブライダルグッズはオーダーを停止してもお問い合わせをいただくほどでした。
徐々に値上げ
私が扱っているブライダルグッズは既製品で5000円ほどが一般的な相場です。
起業当初は相場の価格から始め、徐々に値上げして、10年目の現在は当初の30倍の価格で販売しています。
相場とかけ離れていますが、オーダーが入ります。
価格の理由は、まず商品自体が一般的なものとは明らかに違う、という点、オーダーメイドという点があります。
いくつも同じものを作るのでなく、毎回デザインも変わるので、そもそも相場に合わせていたのが間違いだったのです。
そして途中でクオリティが上がったというのも、値上げの理由の一つです。
起業6年目、20作目で現在の作風が確立されました。
お客様の様々なリクエストにお応えするうちに、最初に比べてかなり豪華で手間のかかるものになったので、値上げを決心したのです。
値上げしてからの平均販売価格は、相場の3倍。
それでも、やはり手間を考えると全く労力に見合った価格ではありませんでした。
試行錯誤し、学び、ようやくしっかりとした収入と言える価格に上げることが出来ました。
つまり、6年目と10年目の今では、同じクオリティで10倍の価格になっているのです。
何故値上げしてもオーダーが入るのか?
それは、マーケティングやブランディングといったビジネスの手法を学んだからです。
オーダーを止めてもお問い合わせが来るほど順調だった作家業と違い、ネイリストとしてはブログやSNSから集客出来たことがなく、友人やご紹介の方がお客様でした。
子育て中で作家業もある身ではそれがちょうど良いペースでしたが、上の子が小学校に上がったらもっとネイリストとしての時間を増やしていきたいと思い、上の子4歳、下の子2歳の時にビジネスを学び始めました。
それが起業6年目。今から3年前のことです。
学んで気付いたのは、私はネイリストとしては出来ていなかったマーケティングを、作家業の方では大体実践していた、ということです。
商品が珍しいから注文が来ていた、だけではなかったのです。
二足の草鞋を辞め、作家業一本へ
起業9年目となった昨年、家庭の事情で自宅サロンを辞めざるを得なくなりました。
技術にもビジネスにも時間やお金を投資してきたのに、と辛い気持ちもありましたが、年々作家業への思いが強くなっていたこともあり、これ一本でやっていく!と決心しました。
そのためには、作品の単価を労力に見合う単価、利益が出る価格に上げることが必要でした。
私はそれまで以上にビジネスを学ぶことに投資しました。
学びに投資した成果は2週間で出た
新しいHPを自作し、相場5000円の20倍の金額に単価を上げ、停止していたオーダーを再開。
なんと3時間で3名からお問い合わせ、翌日3名皆様ご成約となりました。
その時の感動は忘れられません。それがちょうど一年前のことです。
そしてさらに1年が経ち、10年目となる今年、相場の30倍に上げることになったのです。
「価値が伝わる発信」を知ってほしい
自身のビジネスが成長した今、改めて他の女性起業家さんを見ると、技術や商品・サービスは素晴らしいにも関わらず「売り方」「見せ方」をご存知ない方が多いと感じます。
ネイリストとして起業したばかりの、ビジネスを知らなかった私のように。
私は作家でもネイリストでも、手仕事で生きる女性自身がマーケティングやブランディングの知識をつけるべきであると考えます。
「価値が伝わる発信」を知ると、望む価格で売ることができます。
売りつけるのではなく、お客様の方からあなたを見つけて下さり、買って下さるのです。
ビジネスを学ぶ方法
とは言え、ビジネスを勉強しましょう!と言ってもなかなか難しい。学び方がわからないと思います。
私も最初はSNSで発信されている方の投稿を見るなど、ハードルの低いことから始めました。
ただ、無料で情報発信されている方って本当に沢山いて、あれもこれも!と見ていると情報過多になり、疲れてしまいがちなんです。
情報は取捨選択出来るので、この人には共感出来る!と思った方の発信を見ることをお勧めします。
疲れないように、学んで下さいね。
家事育児、ただでさえ疲れるので(子供たち絶賛夏休み中の私より……)
最後までお読みいただき、ありがとうございます^^
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