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『なぜナスは油と相性がいいの?知って納得の科学的理由』
こんにちは!てるかファームのKazuです!
週末はスキーに行ってきました!
気持ちよかったです♪
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ここから本題。
夏の定番野菜・ナス。
炒めても、揚げても、煮ても美味しいこの野菜には、実は油との相性の良さに科学的な秘密が隠されています。
「油で調理すると、なぜこんなに美味しくなるんだろう?」
この疑問を解き明かすカギは、ナスの持つ2つの特徴にあります。
まず1つ目は、ナスに含まれる「クロロゲン酸」という成分。
この水溶性の成分は、実はナスの味の要。
でも、お湯で茹でると、このクロロゲン酸は水に溶け出してしまいます。
一方、油で調理すると?
そう、油には溶け出さないんです。
だから、ナス本来の旨味がしっかりと残るんですね。
2つ目の秘密は、ナスの身の構造。
ナスの身をよく見ると、スポンジのように無数の小さな穴が開いています。
この構造が、油をほどよく含み込んでくれるんです。だから、カラッと揚がった天ぷらも、じんわりと味が染み込んだ煮びたしも、どちらも絶品に仕上がるわけです。
では、この科学的な特徴を活かして、もっとナスを美味しく調理するコツをご紹介します。
下処理が重要 予め軽く塩をふって水気を抜いておくと、油の吸収がより均一に。これは、細胞の水分量を調整することで、油の染み込み方をコントロールできるから。
適温で調理 180度前後の油温がベスト。この温度なら、表面はカラッと、中はしっとりとした食感に。
切り方を工夫 乱切りや輪切りなど、料理に合わせて切り方を変えることで、油との接触面積を調整できます。
ちなみに、油との相性が良いのはナスだけではありません。
他の野菜にも、それぞれの特徴に合わせた調理法があるんです。
でも、ナスほど油との相性が抜群の野菜は珍しいかもしれません。
科学的な理由を知ったうえで作る料理は、より一層美味しく感じられるもの。
ぜひ油を使ったナス料理、食べてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪