【詩】　輝きのうた　命の光　祈りのうた

今から　宇宙の始まりに　行きます

はじまりは　小さな　おと　でした

はじまりは　小さな　ひかり　でした

はじまり　の　おと　が

聴こえて

はじまり　の　ひかり　が

産まれた

おとは　ひかりで

ひかりは　おとで

ひかりと　おとは

うたに　なった

輝きのうた　は

“今ここ”しか　なかった

ゼロの　宇宙の　海に　響き

ゆっくりと　波紋を　描き

細胞が　分裂する　ように

たくさんの　違う形の

輝きうたが　産まれた

輝きは　過去のうた　になり

輝きは　現在のうた　になり

輝きは　未来のうた　になった

輝きは　地のうた　になり

輝きは　水のうた　になり

輝きは　火のうた　になり

輝きは　風のうた　になり

輝きは　それらを　包み込む

時間と空間のうた　となり

膨らみ続ける　宇宙に

響かせて　行った

細胞分裂　して

別れていった　ぼくらは

自分以外の　何かと

交わることで

はじまりの　おとが

始まりの　ひかりが

内側から　蘇ると

本来の　喜びを

取り戻して　いく

今この瞬間に　あるものは

すべて　わたし自身

呼吸に　意識を　向けるように

注意深く　耳を　すませば

このうたは　途切れる　ことなく

内側で　鳴り響いて　いる

輝きのうたは　命の光

命の光は　祈りのうた

最後まで読んでくれてどうもありがとう🌈