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mizumemo
【詩】 孤独の祝福
深い 深い 心の海の底
真っ暗闇で すべての ご縁が
立ち切れたように 思える場所
ある日 きみは すべてを 放棄して
完全に 力を 抜いて
この場所まで 沈み込んで くる
限りなく 静かで 安心できる 場所
また 浮かび上がって くれば
賑やかな 波の中に 戻っていける
たくさんの 形と名前の ついた
時間と場所で 条件付けられた 世界に
でも なんだか
それらを 冷めた目で 見ている
自分が いることに 気づいている
だから この海の底が 心地良さを
感じて いるんだろう
家族とは なんだろう
夫婦とは なんだろう
恋人とは なんだろう
友達とは なんだろう
親子とは なんだろう
絆とは なんだろう
国とは なんだろう
宗教とは なんだろう
コミュニティーとは なんだろう
神とは なんだろう
時間とは なんだろう
空間とは なんだろう
宇宙とは なんだろう
愛とは なんだろう
私とは 何だろう
私とは
私とは
この海の底 から
これらを 眺めていると
すべては 内側で 起こっていることに
きみは 気付いていく
出会うもの すべては
きみ自身で あり
起こる出来事は すべては
きみ自身が 作り上げている
きみの 1番の 理解者は
きみ自身で あり
きみの周りにある
すべては きみだ としたら
きみの 想うことが
きみの 語る言葉の ひとつひとつが
きみが 想い 言葉にして 行動した 結果が
眼の前に 写る 世界だとしたら
さて これから どうしようか
もっと 心の奥に 沈んでいく のもいい
はたまた この孤独の視線を 保ちながら
また 浮かび上がって
波の上で 戯れるのも いい
そして この波の上の世界を
喜びに あふれた
愛ある世界 に
作り上げることも できる
最後まで読んでくれてどうもありがとう🌈
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![てる・ダヤカール🌈](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120022938/profile_d1167676fe17e5ebbccfefb4e4ce59bc.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)