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ポエトリーヨーガ〜自分の内側に耳を澄ます時間〜

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2019年5月、たくさんの言葉がまるで天から降って来るように 内側から湧き出て来ました💫 一ヵ月位でまとめた詩集です🍃 ヨーガや瞑想をしているような気持ちで読み進めてくださ…
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#心の奥の小さな声

ポエトリーヨーガ〜自分の内側に耳を澄ます時間

2019年5月、たくさんの言葉がまるで天から降って来るように 内側から湧き出て来ました💫 一ヵ月位でまとめた詩集です🍃 ヨーガや瞑想をしているような気持ちで読み進めてくださいね‼︎ ヨーガはココロを静かにさせてくれます。 その静けさの中に、穏やかで平和にくつろいでいる“本当の真我(わたし)”が まるで映画でも観るように、泣いたり笑ったりと忙しい“自我(わたし)を 優しく見守ってくれて居ます😌 ポエトリーヨーガは詩のヨーガ、読むヨーガです🌱 読むことによって、

カラダ礼拝

カラダは宇宙の縮図 生命エネルギーの通り道 魂を運ぶ大切な乗り物 日々の生活の中で カラダをストレッチする 時間を作りましょう カラダをやわらかくすることは ココロをやわらかくすること カラダが固いと ココロも意固地になってくる カラダの部位を 伸ばしたり 縮めたり それから伸ばした部位を ちょっとの間 ホールドします すると伸ばされた部位に よろこびの波が訪れます もうちょっと ホールドすると その波紋はカラダ中に 拡がって行きます も

朝のお祈り

ぼくの心臓を動かしている 摩訶不思議なエネルギーに ぼくに呼吸を届けてくれる やさしくてあたたかいエネルギーに 畏敬の念を込めて 礼拝します 今日 1日の中で出逢う あらゆる人々 あらゆるもの あらゆるできごとの中に あなたが宿っていることを ぼくは知っています もしそのことをを忘れそうになった時 どうか助けの手を差し伸べてください 今日 1日のすべての時間が あなたのプレゼントであることを ぼくは知っています もしそのことをを忘れそうになった時

あなたを観る

あなたを観る 降りしきる六月の雨の中 夏を運ぶやわらかな風の中 あなたを観る 石垣の隙間から見える ユキノシタの葉の紋様 そこから伸びる外灯のような ピンクの小さな花たち 賑やかな妖精たちのお喋りのような フキノトウの花の不思議な顕れ お茶畑から顔を覗かせる ほんのり赤い野イチゴの香り あなたを観る 二千年前のナザレのイエスに 二千五百年前の釈迦国のゴーダマ・シッダールタに 砂漠の中で月を讃えるクルアーンの調べに 牛飼いの女たちと戯れる若きクリ

感じてごらん

あんまり多くを求めなくていい 求めることは 不完全さを 追求することになる ただ 感じてごらん 必要なものはすべて用意されている 完全さとは流れの中にある 決して固定することはできない まるで音楽のように流れて 啓示となってその美しさが こころの中に響いてくる 完全さは形を変えていく 今 観ている その美しさは 流れの中にあって 決して変わらないもの ただ 感じてごらん ただ そこにあるあるものを あるがままに 最後まで読んでくれてありがとう🌞

丁寧に生きる

何度も 何度も 立ち止まって 何度も 何度も やり直して 何度も 何度も 失敗して 何度も 何度も 修正して 繰り返し 繰り返し やることで だんだんと だんだんと 上手く行く 春の始まりの頃 ウグイスは歌を学び始めたばかり その調子はまだまだぎこちないけど 夏にもなると 山々をうっとりさせる うるおしい賛美歌へと変わっていく 繰り返し 繰り返し やることのエネルギーが 自身と自身の“行い(おこない)“とを ひとつにする このことを理解した人は

大切な友を待つように

難しく考えなくていい 何かに行き詰まったときは 追い求めるのではなく 待つという時間を味わうとき 求めるものはやってくる 探しているものは見つかる 質問には答えが顕れる ものごとは時が来ればやって来る 経験するすべての行程を 味わうために 時間の流れを作ったのはあなた 巡礼者が道の途中で咲く 小さな美しい花を楽しむように 今は自らの小ささを楽しむとき 旅人が遅れている列車を 待つ間に味わう夕食のように 今は自分の足りなさを味わうとき この宇宙

次元を昇る惑星とそこに棲むものたちの詩

夜明け前 静寂を破るように 鳥たちは 朝のお祈りを始める 神秘のベールに包まれる 朝靄の中 謀ったように 一斉に 新しい朝を迎える 祈りは 山々に鳴り響き 光の橋を渡り あなたへと届く 朝の光が すべてを明らかにする頃 やさしく ネガティブを 受け入れてくれる この星の 愛の扉が開かれる 光が影を創って 戯れる中 わたしは 苦しむことから 希望を持つことができる 小ささゆえに 憧れることができる 絶望の涯てから 夢に向かうことができる 見えないこと

この路は巡礼の路

わたしが歩いて来た路に 神聖でないものなどなかった そこではあなたが あらゆる存在に変幻して いつも見守ってくれていた わたしの真の望みが 叶わぬことなどなかった ありがたいことに わたしの浅はかな欲望は ことごとく粉砕されていった わたしが一番 苦しい時 胸の奥は 熱く 蠢いていた それはあなたが わたしの胸の奥に 光の泉を創って 励ましてくれていたのだった 光はわたしの眼の前で 様々な姿になって 癒し 寄り添い やさしく あたたか