髙田明と読む世阿弥 昨日の自分を超えていく
「ジャパネットたかた」で有名な高田明さんの本のタイトルです。
購入したきっかけ
2021年1月28日に信用金庫の団体のオンライン講演会があり、髙田明さんのお話を聞きました。その時に高田さんに興味を持ち、購入しました。
なぜ世阿弥?
ジャパネット時代にある社員から世阿弥について書かれた本を手渡されたことがきっかけだそうです。この本をきっかけとして、高田さんの視点で世阿弥の言っている事を解説している本だと思います。
個人的に気になった世阿弥の言葉
「一切の事に序破急あれば、申楽もこれ同じ」
リズム
「調子をば機をこめて声を出すがゆへに、一調・二機・三声とは定むるなり」
タイミング
「心を十分に動かして身を七分に動かせ」
余白
「離見の見にて見る所は、すなはち、見所同心の見なり」
観客視点
途中、私が2019年の議員選挙の時にポスターに入れた言葉「不易流行」も出てきました。これは松尾芭蕉ですけれど。
読んだ後の感想
昔からある本質的な言葉は、今でも通用するのだなぁと感じた。テレビショッピングはしていませんが、何かでしゃべる時などに意識するポイントを学びました。