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Lesson1:人材育成においてのコーチングの必要性

【指導力UP!コーチング講座】 開講!

【Lesson 1】コーチングの必要性
【Lesson 2】ティーチングとの違い
【Lesson 3】コーチングの難しさ
【Lesson 4】コーチングの実践方

今回はこの4つのステップをそれぞれ紹介していく。

【Lesson 1】コーチングの必要性
9割の上司が知らない「指導の落とし穴」

「なぜ部下が成長しないのか…?」
「何度教えても、同じミスを繰り返す…」
「もっと自分で考えて動いてほしいのに…」

こうした悩みを抱える上司や先輩は多いはず。
しかし、この悩みの原因は 「部下の能力不足」ではなく、「上司の指導方法」にある ことがほとんどです。


「教えているつもり」が、成長を妨げている


多くの上司は、部下に 「正しいやり方を教える」=「成長につながる」 と考えています。
でも実は、「教えすぎること」こそが、部下の成長を妨げる原因 になっているのです。

例えば、次のような指導をしたことはありませんか?

✔️「とりあえず、このやり方を覚えて」
 → 言われたことだけをやる指示待ち部下が生まれる

✔️「何度同じミスを繰り返すんだ!」
 → 萎縮して挑戦しなくなる、報告を避けるようになる

✔️「もっと考えて行動しろ!」
  → 何を考えればいいのかわからず、余計に動けなくなる

このように、「教えているつもり」が実は部下の思考力や主体性を奪ってしまっているのです。

ティーチングの限界

なぜ教えても成長しないのか?

「ティーチング」は、知識やスキルを伝えるには有効ですが、「考える力」や「主体性」を育むことはできません。
その結果、部下は 「言われたことはできるけど、自分で考えられない」 状態に陥ってしまいます。

例えば、新人研修を受けたばかりの新入社員 を想像してください。

✔️ 研修ではしっかりマニュアルを学んでいた
✔️ ロールプレイングでは上手くできていた
❌ でも、実際の現場に出ると自分で判断できずに動けない

この状態が続くと、部下は「自分で考えるのは怖い」と感じるようになり、指示待ちが当たり前になってしまいます。

コーチングを取り入れると、部下はこう変わる


コーチングができる上司になると、部下は次のように変わります↓

○ 自分で考え、行動できるようになる
○ 指示待ちではなく、主体的に動くようになる
○ 失敗を恐れず、チャレンジできる環境が生まれる


例えば、あなたの部下が「報告が遅い」と悩んでいるとします。
ティーチング型の上司なら 「もっと早く報告しろ」 と指示を出しますが、コーチング型の上司なら 「なぜ報告が遅れてしまうのか?」 を一緒に考えます。

この違いこそが、部下の成長を促す鍵なのです。

まとめ

コーチングが必要な理由

✔ 「教えるだけ」では、部下の成長を妨げることがある
✔ コーチングを取り入れることで、部下の「考える力」を育てられる
✔ 指示待ちではなく、自発的に動ける人材を育てることができる

「部下をもっと成長させたい」「もっと信頼される上司になりたい」と考えるなら、今こそコーチングを学ぶタイミング かもしれません。

次回は「ティーチングとコーチングの違い」について詳しく解説します!

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