Key Words with Peter and Jane 1
Terrakkoでは、使える英語クラスを提供しています。
使用する英語教材は、海外製です。
第二言語としての英語は、正しいネイティブ英語教材で学ぶことが重要だと考えています。
学生時代、6年間、日本の教科書で英語を学びましたが、その間、英語がつかえるようにはなりませんでした。
私にとってスキルとして身につかないために費やす勉強時間は、無駄に思えました。
だからこそ、つかえる英語を身につけ、海外とのやり取りに問題なく対応できる自分を作るために、18歳で単身、海外に飛びました。
すべて自分でリサーチし、ヴィザやパスポートも用意し、片道切符だけ両親にお世話になり、できるまでは帰ってこないつもりで旅立ちました。
それから約30年、海外で生活することになるとは想像していませんでした。
子育てに関わることで、英語の学びを見直すきっかけになりました。そして今度は、確実に正しいバイリンガルに育てる子供たちのために、世界中の教材をリサーチしました。そんな特別な教材たちをTerrakkoでは使用します。
今回取り上げているKey Words with Peter and Jane は、イギリスのLadybird社から発行されている長い歴史のある英語教材シリーズです。
残念なことに日本ではほぼ知られていないのですが、海外の子供英語教材セクションのある本屋さんや図書館ならたいてい見つかる本です。
私は子供たちをバイリンガルに育てる第一歩として、このシリーズを取り入れました。
海外でも日本でも、家にテレビをおいたことがありません。
彼らの耳に入ってくる言葉はすべてが生きた会話であるように努め、まずは日本語の読み聞かせを徹底しました。そして、彼らの興味の持つものは何でも自分で探せるよう、良質な本を与え続けました。呼びかけは日本語でも英語でも行いましたが、幼い時代の彼らは、ほぼ毎回、日本語で返していました。現地の人々との交流も常に行い、彼らが様々な状況で、生きた言語を聞く環境づくりも欠かしませんでした。
そして日本語がきちんと定着した9歳ころからPeter and Janeを使い始めました。
Peter and Jane の36冊の本の構成は、普通の本とは異なります。
book1では、一単語しか書かれていないページが、book12になると、小さい文字で埋め尽くされます。本を読み進むにつれて、少しずつ新しい言葉、表現方法などが加わっていきます。文法など理解することなく、いつの間にか英語がつかえるように構成されています。
そして一番大切なことは、本の中に使われている表現方法が、ネイティブの生活の中で本当に毎日使われている表現方法だという事です。
ネイティブの子供たちが学ぶために作られた本だからこそ、本当に必要な単語や、正しい言い回しが選び抜かれています。この本で英語を学ぶことで失礼な英語や、おかしな英語を使うリスクも減らすことができます。
Terrakkoのオンラインクラスでこの教材を使用するにあたり、Ladybird社に連絡を取り、許可をいただきました。
これから世界中のネイティブが信頼するこのシリーズを使い、正当な英語の学び方を日本に広げてゆきたいと思います。そしていつか、日本中の図書館にもPeter and Janeを置いてもらえるよう、その素晴らしさを伝えてゆきたいと思います。
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